DISCOVER_DATASOURCES 行セット
サーバーまたは Web サービスで使用できる XML for Analysis (XMLA) プロバイダ データ ソースの一覧を返します。パブリッシュされたデータ ソースは、アプリケーション Web サーバーの URL から返されます。クライアントは、この一覧内のいずれかのデータ ソースに接続できます。データ ソースのパブリッシュの例については、「XML for Analysis 仕様」の付録 A にある「XML for Analysis の実装ウォークスルー」を参照してください。
RequestType 要素のDISCOVER_DATASOURCES 列挙値を使用して Discover メソッドを呼び出した場合、Discover メソッドは DISCOVER_DATASOURCES 行セットを返します。
行セットの列
クライアントは、Execute メソッドによって Command 要素と共に送られる Properties 要素で DataSourceInfo プロパティを設定することによって、データ ソースを選択します。クライアントは、サーバーに送信する DataSourceInfo プロパティのコンテンツを作成するのではなく、Discover メソッドを使用して、プロバイダでサポートされているデータ ソースを見つける必要があります。次に、クライアントは、DISCOVER_DATASOURCES 行セットから取得される DataSourceInfo プロパティに同じ値を返送します。
DISCOVER_DATASOURCES 行セットには、次の列が含まれています。
列名 | 型インジケータ | 長さ | 説明 |
---|---|---|---|
DataSourceName |
DBTYPE_WSTR |
Adventure Works などのデータ ソースの名前。 |
|
DataSourceDescription |
DBTYPE_WSTR |
パブリッシャによって入力されるデータ ソースの説明。 NULL を返す場合もあります。 |
|
URL |
DBTYPE_WSTR |
そのデータ ソースに対して XML for Analysis (XMLA) メソッドを呼び出す場所を示す一意のパス。 NULL を返す場合もあります。 |
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DataSourceInfo |
DBTYPE_WSTR |
データ ソースに接続するために必要な追加情報が含まれている文字列。 NULL を返す場合もあります。 |
|
ProviderName |
DBTYPE_WSTR |
データ ソースのプロバイダの名前。 例 : NULL を返す場合もあります。 |
|
ProviderType |
DBTYPE_WSTR |
プロバイダによってサポートされているデータ型。この配列には、次の 1 つまたは複数の型を含めることができます。 MDP: 多次元データ プロバイダ。 TDP: 表形式データ プロバイダ。 DMP: データ マイニング プロバイダ (OLE DB for Data Mining 仕様を実装)。 |
|
AuthenticationMode |
DBTYPE_WSTR |
データ ソースで使用するセキュリティ モードの種類の指定。値は次のいずれかです。 Unauthenticated: ユーザー ID とパスワードを送信する必要はありません。 Authenticated: データ ソースに接続するために必要な情報にユーザー ID とパスワードを含める必要があります。 Integrated: データ ソースでは、権限を決定するために、Microsoft インターネット インフォメーション サービス (IIS) によって提供される統合セキュリティなどの基になるセキュリティを使用します。 |
このスキーマ行セットは並べ替えられません。
制限の列
DISCOVER_DATASOURCES 行セットは、次の表に示されている列で制限できます。
列名 | 型インジケータ | 制限の状態 |
---|---|---|
DataSourceName |
DBTYPE_WSTR |
省略可。 |
URL |
DBTYPE_WSTR |
省略可。 |
ProviderName |
DBTYPE_WSTR |
省略可。 |
ProviderType |
DBTYPE_WSTR |
省略可。 |
AuthenticationMode |
DBTYPE_WSTR |
省略可。 |