次の方法で共有


MDSCHEMA_CUBES 行セット

データベース内のキューブの構造について記述します。

行セットの列

MDSCHEMA_CUBES 行セットには、次の列が含まれています。

列名

型インジケータ

長さ

説明

CATALOG_NAME

DBTYPE_WSTR

データベースの名前。

SCHEMA_NAME

DBTYPE_WSTR

サポートされていません。

CUBE_NAME

DBTYPE_WSTR

キューブまたはディメンションの名前。ディメンション名の先頭にはドル記号 ($) が付いています。

ms126271.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :

ディメンションから作成されたキューブを表示する権限は、サーバー管理者とデータベース管理者のみに与えられています。

CUBE_TYPE

DBTYPE_WSTR

キューブの種類。次の値が有効です。

  • CUBE
  • DIMENSION

CUBE_GUID

DBTYPE_GUID

サポートされていません。

CREATED_ON

DBTYPE_DBTIMESTAMP

サポートされていません。

LAST_SCHEMA_UPDATE

DBTYPE_DBTIMESTAMP

キューブの最終処理時刻。

SCHEMA_UPDATED_BY

DBTYPE_WSTR

サポートされていません。

LAST_DATA_UPDATE

DBTYPE_DBTIMESTAMP

キューブの最終処理時刻。

DATA_UPDATED_BY

DBTYPE_WSTR

サポートされていません。

DESCRIPTION

DBTYPE_WSTR

キューブについてのわかりやすい説明。

IS_DRILLTHROUGH_ENABLED

DBTYPE_BOOL

常に True を返すブール値。

IS_LINKABLE

DBTYPE_BOOL

キューブをリンク キューブ内で使用できるかどうかを示すブール値。

IS_WRITE_ENABLED

DBTYPE_BOOL

キューブが書き込み許可されているかどうかを示すブール値。

IS_SQL_ENABLED

DBTYPE_BOOL

SQL をキューブで使用できるかどうかを示すブール値。

CUBE_CAPTION

DBTYPE_WSTR

キューブのキャプション。

BASE_CUBE_NAME

DBTYPE_WSTR

このキューブが分析観点キューブである場合は、ソース キューブの名前。

ANNOTATIONS

DBTYPE_WSTR

(省略可) XML 形式のメモのセット。

行セットは、CATALOG_NAMESCHEMA_NAMECUBE_NAME を基準に並べ替えることができます。

制限の列

MDSCHEMA_CUBES 行セットは、次の表に示されている列で制限できます。

列名 型インジケータ 制限の状態

CATALOG_NAME

DBTYPE_WSTR

省略可。

SCHEMA_NAME

DBTYPE_WSTR

省略可。

CUBE_NAME

DBTYPE_WSTR

省略可。

CUBE_SOURCE

DBTYPE_UI2

(省略可) 次のいずれかの有効値を含むビットマップ。

  • 1 キューブ
  • 2 ディメンション

既定の制限の値は 1 です。

Base Cube_Name

DBTYPE_WSTR

省略可。

参照

関連項目

OLE DB for OLAP スキーマ行セット

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手