SQLBindParameter
SQL Native Client ODBC ドライバ用にデータを提供するときに SQLBindParameter を使用すると、データ変換の負荷を取り除くことができるので、アプリケーションのクライアント コンポーネントとサーバー コンポーネントのパフォーマンスがどちらも大幅に向上します。その他に、概数データ型を挿入または更新するときに有効桁数を失うことが少なくなるという利点もあります。
メモ : |
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char 型と wchar 型のデータを image 型の列に挿入するときは、バイナリ形式に変換後のデータのサイズではなく、渡すデータのサイズを使用します。 |
パラメータ配列の配列要素の 1 つで SQL Native Client ODBC ドライバ エラーが発生しても、残りの配列要素に対しては引き続きステートメントが実行されます。アプリケーションがこのステートメントのパラメータ状態要素の配列をバインドした場合は、その配列を基にして、エラーが発生したパラメータ行を特定できます。
SQL Native Client ODBC ドライバを使用する場合は、入力パラメータのバインド時に SQL_PARAM_INPUT を指定します。OUTPUT キーワードで定義されたストアド プロシージャ パラメータをバインドするときは、SQL_PARAM_OUTPUT または SQL_PARAM_INPUT_OUTPUT のみを指定してください。
ステートメントの実行時に、バインドされたパラメータ配列の配列要素でエラーが発生した場合、SQL Native Client ODBC ドライバの SQLRowCount は信頼できません。また、ODBC ステートメント属性 SQL_ATTR_PARAMS_PROCESSED_PTR は、エラーが発生する前に処理された行数を報告します。その後、必要に応じてパラメータ状態配列全体をアプリケーションで調査することにより、正常に実行されたステートメント数を検出できます。