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パッケージ実行のログ記録

Microsoft SQL Server 2005 Integration Services (SSIS) にはログ記録機能があります。この機能では、ログ記録用の実行時イベントを公開し、各種ログ記録プロバイダをサポートして、一般的にログ記録に必要となる情報を提供します。情報は、テキスト ファイル、SQL Server Profiler、SQL Server データベースの sysdtslog90 テーブル、Windows のイベント ログ、および XML ファイルに記録できます。詳細については、「Integration Services ログ プロバイダ」を参照してください。

ログ記録を使用するようにパッケージを構成するには、Integration Services のパッケージ作成用グラフィカル ツールである SSIS デザイナを使用するか、またはプログラムによって構成します。パッケージとそのコンテナおよびタスクでログ記録を有効にする方法の詳細については、「パッケージへのログ機能の実装」を参照してください。

dtexec コマンド プロンプト ユーティリティを使用してパッケージを実行する際にも、ログ記録を使用できます。ログ記録をサポートするコマンド プロンプトの引数の詳細については、「dtexec ユーティリティ」を参照してください。

ログの情報の表示

パッケージの実行後に、パッケージ ログで実行時の情報を表示できます。

次の表に、Integration Services ログ プロバイダがログを書き込む場所を示します。

ログ プロバイダ 場所

テキスト ファイル

ログ プロバイダが使用するファイル接続マネージャでテキスト ファイルのパスを指定します。

SQL Server Profiler

ログ プロバイダが使用するファイル接続マネージャで SQL Server Profiler が使用するファイルのパスを指定します。

Windows のイベント ログ

Windows イベント ビューアのアプリケーション ログには、Integration Services のログ情報が表示されます。

SQL Server

ログ プロバイダが使用する OLE DB 接続マネージャで、ログ エントリ用の sysdtslog90 テーブルを格納する SQL Server データベースを指定します。

XML ファイル

ログ プロバイダが使用するファイル接続マネージャで XML ファイルのパスを指定します。

参照

その他の技術情報

Integration Services のパフォーマンスと利用状況の監視

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手