ADO 接続マネージャ
ADO 接続マネージャを使用すると、レコードセットなどの ADO (ActiveX データ オブジェクト) オブジェクトにパッケージを接続できます。この接続マネージャは、通常、Microsoft Visual Basic 6.0 などの以前のバージョンの言語で記述されたカスタム タスクや、ADO を使用してデータ ソースに接続する既存のアプリケーションの一部のカスタム タスクで使用されます。
ADO 接続マネージャをパッケージに追加するときに、Microsoft SQL Server 2005 Integration Services (SSIS) により、実行時に ADO 接続を解決する接続マネージャを作成し、接続マネージャのプロパティを設定して、接続マネージャをパッケージの Connections コレクションに追加します。接続マネージャの ConnectionManagerType プロパティは、ADO に設定されます。
ADO 接続マネージャは、次の方法で構成できます。
- 選択したプロバイダの要件を満たすように構成された、特定の接続文字列を指定します。
- プロパイダによっては、接続先のデータ ソースの名前を指定します。
- 選択したプロバイダに適したセキュリティ資格情報を指定します。
- 接続マネージャから作成される接続を、実行時に保持するかどうかを指定します。
ADO 接続マネージャの構成
プロパティを設定するには SSIS デザイナから行うか、またはプログラムによって設定します。
SSIS デザイナで設定できるプロパティの詳細については、次のトピックのいずれかを参照してください。
プログラムによる接続マネージャの構成の詳細については、「ConnectionManager」および「プログラムによる接続の追加」を参照してください。