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制御フロー内でのシーケンスの使用

SQL Server 2005 Integration Services (SSIS) にはシーケンス コンテナが含まれ、これにより、パッケージ内の制御フローを、1 つの単位として管理可能なタスクとコンテナのグループに簡単に分割できます。詳細については、「シーケンス コンテナ」を参照してください。

シーケンス コンテナを使用すると、タスクやコンテナを個別に管理することなく、パッケージ内の制御フローをより詳細に処理できます。たとえば、シーケンス コンテナの Disable プロパティを True に設定すると、シーケンス コンテナのすべてのタスクとコンテナを無効にできます。

パッケージに多数のタスクがある場合、シーケンス コンテナでタスクをグループ化すると、シーケンス コンテナを折りたたんだり展開したりして表示できるため、便利です。また、タスク グループを作成すると、[グループ] ボックスで展開および折りたたみを行うことができます。ただし、[グループ] ボックスはデザイン時の機能であり、プロパティがなく、実行時には動作しません。詳細については、「タスクとコンテナのグループ化」を参照してください。

シーケンス コンテナには、他のコンテナの他に、複数のタスクを含めることができます。シーケンス コンテナにタスクとコンテナを追加する手順は、タスクとコンテナをドラッグする先がパッケージ コンテナではなくシーケンス コンテナであること以外は、パッケージに追加する手順と同様です。シーケンス コンテナに複数のタスクまたはコンテナが含まれる場合、パッケージの場合と同様に、優先順位制約を使用してそれらを連結できます。詳細については、「優先順位制約」を参照してください。

シーケンス コンテナのプロパティを設定するには、Business Intelligence Development Studio に含まれる [プロパティ] ウィンドウを使用します。

シーケンス コンテナを制御フローに実装するには

  1. シーケンス コンテナをパッケージに追加します。 制御フローにタスクまたはコンテナを追加する方法.

  2. タスクとコンテナをシーケンス コンテナに追加します。詳細については、「制御フローにタスクまたはコンテナを追加する方法」を参照してください。

  3. 優先順位制約を使用して、シーケンス コンテナ内のタスクとコンテナを連結します。詳細については、「既定の優先順位制約を使用してタスクとコンテナを連結する方法」を参照してください。

  4. シーケンス コンテナを構成します。詳細については、「コンテナ プロパティを設定する方法」を参照してください。

参照

処理手順

制御フローへのタスクの追加
タスクとコンテナのグループ化
タスクおよびコンテナでの優先順位制約の設定
制御フローへの列挙の追加
制御フローへの繰り返しの追加

概念

パッケージの制御フローの作成

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手