OLE DB 接続マネージャ

[アーティクル]
12/15/2008

更新 : 2006 年 12 月 12 日

OLE DB 接続マネージャを使用すると、パッケージは OLE DB プロバイダを使用してデータソースに接続できます。たとえば、SQL Server 2005 に接続する OLE DB 接続マネージャは、Microsoft OLE DB Provider for SQL Server を使用できます。

メモ :
Microsoft Office Excel 2003 以前のバージョンを使用するデータソースに接続するには、Excel 接続マネージャを使用します。詳細については、「Excel 接続マネージャ」を参照してください。 Microsoft Office Excel 2007 を使用するデータソースに接続するには OLE DB 接続マネージャを使用する必要があります。[プロバイダ] で [Microsoft Office 12.0 Access Database Engine OLE DB Provider] を選択します。次に、[接続マネージャ] ダイアログボックスの [すべて] ページで [拡張プロパティ] に「Excel 12.0」と入力します。 Excel 2007 データソースからデータを読み込む場合、または Excel 2007 データソースにデータを読み込む場合は、それぞれ OLE DB ソースまたは OLE DB 変換先を使用します。Excel ソースまたは Excel 変換先を使用して、Excel 2007 データソースから、または Excel 2007 データソースにデータを読み込むことはできません。 Microsoft Office Access 2003 以前のバージョンを使用するデータベースに接続するには OLE DB 接続マネージャを使用する必要があります。[プロバイダ] で [Microsoft Jet 4.0 OLE DB Provider] を選択します。 Microsoft Office Access 2007 を使用するデータベースに接続するには OLE DB 接続マネージャを使用する必要があります。[プロバイダ] で [Microsoft Office 12.0 Access Database Engine OLE DB Provider] を選択します。 Excel 2007 または Access 2007 を使用するデータソースに接続する場合、[Microsoft Jet 4.0 OLE DB Provider] を選択することはできません。

Microsoft Office Excel 2003 以前のバージョンを使用するデータソースに接続するには、Excel 接続マネージャを使用します。詳細については、「Excel 接続マネージャ」を参照してください。 Microsoft Office Excel 2007 を使用するデータソースに接続するには OLE DB 接続マネージャを使用する必要があります。[プロバイダ] で [Microsoft Office 12.0 Access Database Engine OLE DB Provider] を選択します。次に、[接続マネージャ] ダイアログボックスの [すべて] ページで [拡張プロパティ] に「Excel 12.0」と入力します。 Excel 2007 データソースからデータを読み込む場合、または Excel 2007 データソースにデータを読み込む場合は、それぞれ OLE DB ソースまたは OLE DB 変換先を使用します。Excel ソースまたは Excel 変換先を使用して、Excel 2007 データソースから、または Excel 2007 データソースにデータを読み込むことはできません。 Microsoft Office Access 2003 以前のバージョンを使用するデータベースに接続するには OLE DB 接続マネージャを使用する必要があります。[プロバイダ] で [Microsoft Jet 4.0 OLE DB Provider] を選択します。 Microsoft Office Access 2007 を使用するデータベースに接続するには OLE DB 接続マネージャを使用する必要があります。[プロバイダ] で [Microsoft Office 12.0 Access Database Engine OLE DB Provider] を選択します。 Excel 2007 または Access 2007 を使用するデータソースに接続する場合、[Microsoft Jet 4.0 OLE DB Provider] を選択することはできません。

いくつかの SQL Server 2005 Integration Services (SSIS) タスクとデータフローコンポーネントは、OLE DB 接続マネージャを使用します。たとえば、OLE DB ソースと OLE DB 変換先は、この接続マネージャを使用してデータの抽出と読み込みを行います。また、SQL 実行タスクは、この接続マネージャを使用して SQL Server データベースに接続し、クエリを実行できます。

OLE DB 接続マネージャは、C++ などの言語を使用するアンマネージコードで記述されたカスタムタスク内で、OLE DB データソースにアクセスするためにも使用されます。

OLE DB 接続マネージャをパッケージに追加すると、Integration Services は、実行時に OLE DB 接続を解決する接続マネージャを作成し、接続マネージャのプロパティを設定し、接続マネージャをパッケージの Connections コレクションに追加します。

接続マネージャの ConnectionManagerType プロパティは、OLEDB に設定されます。

OLE DB 接続マネージャは、次の方法で構成できます。

選択したプロバイダの要件を満たすように構成された、特定の接続文字列を指定します。
プロパイダによっては、接続先のデータソースの名前を指定します。
選択したプロバイダに適したセキュリティ資格情報を指定します。
接続マネージャから作成される接続を、実行時に保持するかどうかを指定します。

OLE DB 接続マネージャのトラブルシューティング

Microsoft SQL Server 2005 Service Pack 2 (SP2) からは、DataReader 接続マネージャによる外部データプロバイダの呼び出しをログに記録できるようになりました。この新しいログ機能を使用すると、OLE DB 接続マネージャによる外部データソースへの接続に関するトラブルシューティングを行えます。OLE DB 接続マネージャによる外部データプロバイダの呼び出しのログを記録するには、パッケージログ記録を有効にして、パッケージレベルで Diagnostic イベントを選択する必要があります。詳細については、「パッケージ実行のトラブルシューティング」を参照してください。

OLE DB 接続マネージャの構成

プロパティを設定するには SSIS デザイナから行うか、またはプログラムによって設定します。

SSIS デザイナで設定できるプロパティの詳細については、次のトピックのいずれかを参照してください。

プログラムによる接続マネージャの構成の詳細については、「ConnectionManager」および「プログラムによる接続の追加」を参照してください。

参照

変更履歴

リリース	履歴
2006 年 12 月 12 日	追加内容 : Excel 2007 および Access 2007 データソースの使用に関する注記を追加しました。接続マネージャによる外部データプロバイダの呼び出しに関するトラブルシューティングを行うためにユーザーが使用できる新しいログメッセージが、SQL Server 2005 SP2 に含まれているという情報を追加しました。

2006 年 12 月 12 日

追加内容 :

Excel 2007 および Access 2007 データソースの使用に関する注記を追加しました。
接続マネージャによる外部データプロバイダの呼び出しに関するトラブルシューティングを行うためにユーザーが使用できる新しいログメッセージが、SQL Server 2005 SP2 に含まれているという情報を追加しました。

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OLE DB 接続マネージャのトラブルシューティング

OLE DB 接続マネージャの構成

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