結果セットを SQL 実行タスクの変数にマップする方法
このトピックでは、結果セットと SQL 実行タスクの変数との間のマッピングを作成する方法について説明します。結果セットを変数にマップすることで、結果セットをパッケージ内の他の要素で使用できるようになります。たとえば、スクリプト タスクのスクリプトでは、変数を読み取ってから、結果セットからの値を使用できます。XML ソースでは、変数に格納された結果セットを利用できます。親パッケージで結果セットが生成される場合、パッケージ実行タスクから呼び出された子パッケージでその結果セットを使用できるようにするには、結果セットを親パッケージ内の変数にマップしてから、子パッケージ内で親パッケージの変数構成を作成して、親変数の値を格納します。
結果セットを変数にマップするには
Business Intelligence Development Studio で、目的のパッケージが含まれている Integration Services プロジェクトを開きます。
ソリューション エクスプローラで、パッケージをダブルクリックして開きます。
[制御フロー] タブをクリックします。
SQL 実行タスクがまだパッケージに含まれていない場合、SQL 実行タスクをパッケージの制御フローに追加します。詳細については、「制御フローにタスクまたはコンテナを追加する方法」を参照してください。
SQL 実行タスクをダブルクリックします。
[SQL 実行タスク エディタ] ダイアログ ボックスの [全般] ページで、[単一行]、[完全な結果セット]、または [XML] のいずれかの種類の結果セットを選択します。
[結果セット] をクリックします。
結果セット マッピングを追加するには、[追加] をクリックします。
[変数名] の一覧で、変数を選択するか、または新しい変数を作成します。詳細については、「[変数] ウィンドウを使用してパッケージに変数を追加する方法」を参照してください。
重要 : 結果セットが単一行の場合、結果セットは、結果セットに含まれる列のデータ型と互換性があるデータ型を持つ変数にマップする必要があります。たとえば、文字列データ型の列を含む結果セットを、数値データ型の変数にマップすることはできません。XML 結果セットをマップできるのは、String または Object データ型の変数のみです。変数が String データ型の場合、SQL 実行タスクは文字列を返し、XML ソースは XML データを使用できます。変数が Object データ型の場合、SQL 実行タスクはドキュメント オブジェクト モデル (DOM) オブジェクトを返します。完全な結果セットは、Object データ型の変数にマップする必要があります。 [結果名] の一覧で、必要に応じて結果セットの名前を変更します。
重要 : 結果セットは、複数の異なる変数にマップできます。 [OK] をクリックします。
参照
処理手順
パッケージの構成の作成
子パッケージで親変数の値を使用する方法
概念
SQL 実行タスク
パッケージ実行タスク
パッケージ構成
Integration Services の変数