システム構成チェック (SCC)
SQL Server Express を使用している場合 : SQL Server Express セットアップ固有の情報について、「[システム構成チェック] (SQL Server Express)」を参照してください。
Microsoft SQL Server インストール ウィザードの [システム構成チェック (SCC)] ページには、システム準備ツールの進行状況が表示されます。システム構成チェック (SCC) ルーチンでは、コピー先コンピュータがスキャンされ、セットアップに支障をきたす状況がないかどうかが調べられます。クラスタの場合は、仮想サーバーのすべてのノードに対して SCC が実行されます。
[停止] をクリックすると、いつでも SCC をキャンセルしてインストール ウィザードを終了できます。
進行状況を示す記号は次のとおりです。
- 矢印記号 = チェックの実行中
- チェック マーク = アイテムのチェックが正常に完了
- X 記号 = アイテムに問題あり
SCC チェックが完了すると、[レポート] ボタンを使用できるようになります。[続行] ボタンは、すべてのチェックが正常に完了した場合、または、チェック結果に問題があっても致命的でない場合にのみ使用できます。問題が検出されたチェック アイテムについては、SCC レポートの結果と共に、セットアップに支障をきたす問題の解決策が示されます。
[システム構成チェック (SCC)] ページの最下部にある [レポート] ボタンをクリックすると、レポートの表示、ファイル保存、クリップボードへのコピー、または電子メール送信を行うことができます。このレポートには、次のような情報が表示されます。
- コピー先コンピュータでチェックされた構成アイテムの一覧。ここには、現在のオペレーティング システムの要件、オペレーティング システムの Service Pack のレベル、SQL Server のエディションと現在のオペレーティング システムとの互換性、およびインターネット インフォメーション サービス (IIS) が示されます。
- 各チェック アイテムの結果。
- セットアップに支障をきたす問題の解決策として推奨されるユーザー操作。
参照
処理手順
SQL Server 2005 をインストールする方法 (セットアップ)
関連項目
システム構成チェッカーの検査パラメータ
SQL Server 2005 のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア