SQL Server 2005 でセットアップ用にカウンタ レジストリ キーを増分させる方法
Microsoft SQL Server セットアップのセットアップ構成チェッカー (SCC) は、SQL Server のインストールを開始する前に、カウンタ レジストリ キーの値を確認します。SCC が既存のレジストリ キーを確認できない場合、または SCC が lodctr.exe システム プログラムを実行できない場合は、SCC チェックに失敗し、セットアップを実行することができません。
レジストリを誤って編集すると、システムに重大な障害が発生する場合があります。レジストリを変更する前に、コンピュータ上のすべての重要なデータをバックアップしてください。
カウンタ レジストリ キーの増分を手動で設定するには
Microsoft Windows 2003 または Windows XP デスクトップで [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] に「regedit.exe」と入力し、[OK] をクリックします。Windows 2000 では、regedt32.exe と入力してください。レジストリ エディタが起動します。
次のレジストリ キーに移動します。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Perflib]
"Last Counter"=dword:00000ed4 (5276)
"LastHelp"=dword:00000ed5 (5277)
前の手順の "Last Counter" 値 (5276) は、以下のように、"Perflib\009" にある "Counter" キーの最大値と一致している必要があります。また、前の手順の "Last Help" 値 (5277) は、以下のように、"Perflib\009" にある "Help" キーの最大値と一致している必要があります。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Perflib\009]
009 は英語の例であることに注意してください。"Last Counter" および "Last Help" の値は、Windows によって動的に割り当てられます。この値は、コンピュータごとに異なります。
必要に応じて、"\Perflib" キーの "Last Counter" と "Last Help" の値を変更します。右側のペインで [Last Counter] または [Last Help] を右クリックし、[修正] をクリックします。表記として [10 進] をクリックし、[値のデータ] で値を設定して [OK] をクリックします。必要に応じて、もう一方のキーも同じように修正したら、レジストリ エディタを閉じます。
SQL Server セットアップをもう一度実行します。
参照
概念
SQL Server 2005 のインストールの準備
SQL Server 2005 セットアップ ログ ファイルを表示する方法