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エラーと使用状況レポートの設定 (SQL Server Express)

Microsoft SQL Server インストール ウィザードの [エラーと使用状況レポートの設定] ページでは、SQL Server 2005 Express Edition (SQL Server Express) のエラー報告機能を無効にできます。SQL Server Express では、エラー報告機能が既定で有効になっています。

オプション

オプション 説明

[エラー レポート]

既定では、[エラー レポート] チェック ボックスがオンに設定されています。エラー報告機能を無効にするには、このチェック ボックスをオフにします。

この機能を有効化しておくと、SQL Server データベース エンジン で致命的なエラーが発生したときに、Microsoft にレポートを自動的に送信するように SQL Server が構成されます。Microsoft は、SQL Server の機能強化の目的のみにエラー レポートを使用し、すべての情報を機密情報として扱います。

エラーに関する情報は、暗号化されたチャネルを通じて Microsoft に送信され、アクセスが制限された場所に保管されます。これとは別に、この情報は、企業内のエラー報告サーバーに送信することもできます。企業内のエラー報告サーバーのセットアップ方法については、Microsoft Web siteを参照してください。エラー レポートには、次の情報が含まれます。

  • 問題発生時の SQL Server の状態
  • オペレーティング システムのバージョンおよびコンピュータ ハードウェアに関する情報
  • 使用しているライセンスを識別するデジタル プロダクト ID
  • コンピュータのネットワーク IP アドレス
  • エラーの原因となったプロセスに関するメモリまたはファイルからの情報

Microsoft は、使用者のファイル、氏名、住所、電子メール アドレス、またはその他一切の形式の個人情報を、意図的に収集することはありません。ただし、エラー レポートには、エラーの原因となったプロセスに関してメモリまたはファイルから取得した、使用者固有の情報が含まれる可能性があります。この情報を使用すると、使用者の個人情報を特定できる可能性がありますが、Microsoft がそのような目的にこの情報を使用することはありません。エラー報告時のデータ収集に関する Microsoft のポリシーについては、Microsoft Web siteを参照してください。

エラー報告機能を有効にした状態で致命的なエラーが発生すると、特定のエラーに関する Microsoft サポート技術情報の資料を示す Microsoft からの応答が、Windows イベント ログに表示される場合があります。

セットアップ完了後にエラー報告機能を無効にするには、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。[Microsoft SQL Server 2005] をポイントして、[構成ツール] をポイントし、[SQL Server エラーと使用状況レポート] をクリックします。

[使用状況レポート]

既定では、[使用状況レポート] チェック ボックスがオンに設定されています。機能の使用状況レポートを無効にするには、このチェック ボックスをオフにします。機能の使用状況レポートを有効にすると、Microsoft に定期的にレポートを送信するように SQL Server が構成されます。レポートには、使用しているハードウェア構成と、SQL Server Express ソフトウェアおよびサービスの使用状況に関する情報が含まれます。Microsoft では、機能の使用状況データを、SQL Server の改善に使用します。

情報は、有効化されているすべての SQL Server インスタンスについて、1 日 1 回収集されます。収集時刻は、サーバーにかかる負荷を最小限に抑えるため、既定で午前 0 時に設定されています。収集時刻を変更する場合は、収集時刻を制御するレジストリ キーを手動で編集します。SQL Server の各インスタンスには、専用のレジストリ キーがあります。サーバーにインストールされた最初の SQL Server インスタンス (MSSQL.1) の場合の例を、次に示します。

HKLM\Software\Microsoft\Microsoft SQL Server\MSSQL.1\CPE\TimeofReporting

このレジストリ キーの値には、収集を実行する時刻が 00:00 (午前 0 時) から何分後であるかが示されています。たとえば、値が 60 の場合は収集が午前 1 時に実行され、1200 の場合は午後 8 時に実行されます。

セットアップ完了後に機能の使用状況レポートを無効にするには、[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム] をポイントします。[Microsoft SQL Server 2005] をポイントして、[構成ツール] をポイントし、[SQL Server エラーと使用状況レポート] をクリックします。