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Mtd (MDX)

更新 : 2006 年 7 月 17 日

時間ディメンションの年 (Year) レベルという制約の中で、指定されたメンバと同じレベルにある兄弟メンバのセットを返します。先頭にくるのは最初の兄弟であり、末尾にくるのは指定されたメンバです。

構文

Mtd( [ Member_Expression ] )

引数

  • Member_Expression
    メンバを 1 つ返す有効な多次元式 (MDX) 式です。

解説

メンバ式が指定されなかった場合、既定値は Time.CurrentMember になります。

Mtd 関数は、レベルを Month に設定した PeriodsToDate 関数のショートカット関数です。つまり、Mtd(Member_Expression)PeriodsToDate(Month,Member_Expression) は等価です。

次の例では、2002 年 7 月のインターネット販売にかかる運賃をその月の 20 日まで合計して返しています。

WITH MEMBER Measures.x AS SUM 
   (
      MTD([Date].[Calendar].[Date].[July 20, 2002])
     , [Measures].[Internet Freight Cost]
     )
SELECT Measures.x ON 0
FROM [Adventure Works]

参照

関連項目

Sum (MDX)
MDX 関数リファレンス (MDX)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴

2006 年 7 月 17 日

変更内容 :
  • わかりやすくするために構文および引数を更新しました。
  • 更新した例を追加しました。