Leaves (MDX)

更新 : 2006 年 7 月 17 日

すべての属性から構成されるセットを返します。必要に応じて特定のディメンションに属している属性のみを返すこともできます。返すセット内の各属性 x について、x が粒度属性であるか、直接または間接的に粒度属性に関連付けられている属性である場合、粒度はスライスに影響することなく属性 x に対して設定されます。Leaves 関数は、SCOPE ステートメント内または代入の左辺で使用してください。

構文

Leaves( [ Dimension_expression ] )

引数

• Dimension_Expression
  ディメンションを返す有効な多次元式 (MDX) 式です。

解説

リーフ メンバとは、すべての属性階層の最下位レベルのクロス結合によって形成される組です。計算されるメンバは除外されます。

• ディメンション名が指定されている場合、Leaves 関数は、指定されたディメンションに対応するキー属性のリーフ メンバで構成されるセットを返します。
• ディメンション名が指定されていない場合は、キューブ全体のリーフ メンバで構成されるセットを返します。

メモ :
ディメンション式が階層に解決され、その階層の一意名がディメンションの一意名と同じになる場合 (キューブ ディメンション プロパティ HierarchyUniqueNameStyle = ExcludeDimensionName であり、階層名 = ディメンション名の場合) は、ディメンションが使用されます。

重要 :
現在のスコープのメジャー グループに対する粒度が異なる属性が 1 つでもあると、エラーが生成されます。

参照

関連項目

MDX 関数リファレンス (MDX)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース	履歴
2006 年 7 月 17 日	変更内容 : わかりやすくするために構文および引数を更新しました。