LastPeriods (MDX)
更新 : 2006 年 7 月 17 日
指定されたメンバを含む、指定されたメンバまでのメンバのセットを返します。
構文
LastPeriods(Index [ ,Member_Expression ] )
引数
- Index
期間の数を指定する有効な数値式です。
- Member_Expression
メンバを 1 つ返す有効な多次元式 (MDX) 式です。
解説
指定された期間の数が正の場合、LastPeriods 関数は、指定されたメンバ式から Index - 1 だけ後退した位置のメンバから始まり、指定されたメンバで終わるメンバのセットを返します。この関数によって返されるメンバの数は、Index の値と等しくなります。
指定された期間の数が負の場合、LastPeriods 関数は、指定されたメンバから始まり、指定されたメンバよりも (- Index - 1) だけ前進した位置のメンバで終わるメンバのセットを返します。この関数によって返されるメンバの数は、Index の絶対値と等しくなります。
指定された期間の数が 0 の場合、LastPeriods 関数は空のセットを返します。これは、0 を指定した場合に指定したメンバを返す Lag 関数とは異なります。
メンバが指定されていない場合、LastPeriods 関数は Time.CurrentMember を使用します。ディメンションが時間ディメンションに設定されていない場合、エラーを生じることなく解析および実行されますが、クライアント アプリケーションではセルのエラーが発生します。
例
次の例では、2002 会計年度の第 2、第 3、および第 4 会計四半期の既定のメジャーの値を返します。
SELECT LastPeriods(3,[Date].[Fiscal].[Fiscal Quarter].[Q4 FY 2002]) ON 0
FROM [Adventure Works]
メモ : |
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この例は、コロン (:) 演算子を使用して記述することもできます。
[Date].[Fiscal].[Fiscal Quarter].[Q4 FY 2002]: [Date].[Fiscal].[Fiscal Quarter].[Q2 FY 2002] |
次の例では、2002 会計年度の第 1 会計四半期の既定のメジャーの値を返します。指定された期間の数は 3 ですが、この会計年度より前の期間が存在しないため、返すことができる期間は 1 つだけです。
SELECT LastPeriods
(3,[Date].[Fiscal].[Fiscal Quarter].[Q1 FY 2002]
) ON 0
FROM [Adventure Works]
参照
関連項目
ヘルプおよび情報
変更履歴
リリース | 履歴 |
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2006 年 7 月 17 日 |
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