Value (MDX)
更新 : 2006 年 7 月 17 日
クエリのコンテキストで属性階層の現在のメンバと交差する、メジャー ディメンションの現在のメンバの値を返します。
構文
Member_Expression[.Value]
引数
- Member_Expression
メンバを 1 つ返す有効な多次元式 (MDX) 式です。
解説
Value 関数は、文字列として指定されたメンバの値を返します。メンバの値はメンバの既定のプロパティであるため、Value 引数は省略可能です。また、他の値を指定していない場合、この引数がメンバに関して返される値です。メンバのプロパティの詳細については、「固有メンバ プロパティ (MDX)」と「ユーザー定義メンバ プロパティ (MDX)」を参照してください。
例
次の例では、明示的にメンバの名前を返すだけでなく、メンバの値も返します。
WITH MEMBER [Date].[Calendar].NumericValue as [Date].[Calendar].[July 1, 2001].Value
MEMBER [Date].[Calendar].MemberName AS [Date].[Calendar].[July 1, 2001].Name
SELECT {[Date].[Calendar].NumericValue, [Date].[Calendar].MemberName} ON 0
from [Adventure Works]
次の例では、軸上のメンバに関して返される既定の値としてメンバの値を返します。
SELECT {[Date].[Calendar].[July 1, 2001]} ON 0
from [Adventure Works]
参照
関連項目
MemberValue (MDX)
Properties (MDX)
Name (MDX)
UniqueName (MDX)
MDX 関数リファレンス (MDX)
ヘルプおよび情報
変更履歴
リリース | 履歴 |
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2006 年 7 月 17 日 |
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