Union (MDX)
更新 : 2006 年 7 月 17 日
2 つのセットの和集合として生成されるセットを返します。重複するメンバを保持することも可能です。
構文
Standard syntax
Union(Set_Expression1, Set_Expression2 [,...n][, ALL])
Alternate syntax 1
Set_Expression1 + Set_Expression2 [+...n]
Alternate syntax 2
{Set_Expression1 , Set_Expression2 [,...n]}
引数
- Set Expression 1
セットを返す有効な多次元式 (MDX) 式です。
- Set Expression 2
セットを返す有効な多次元式 (MDX) 式です。
解説
この関数は、2 つ以上の指定されたセットの和集合を返します。標準構文および代替構文 1 を使用すると、重複部分は既定で除去されます。標準構文で ALL フラグを使用すると、結合されたセットで重複部分が保持されます。重複部分はセットの末尾から削除されます。代替構文 2 では、重複部分が常に保持されます。
例
次の例では各構文を使用して、Union 関数の動作例を示します。
標準構文、重複部分の除去
SELECT Union
([Date].[Calendar Year].children
, {[Date].[Calendar Year].[CY 2002]}
, {[Date].[Calendar Year].[CY 2003]}
) ON 0
FROM [Adventure Works]
標準構文、重複部分の保持
SELECT Union
([Date].[Calendar Year].children
, {[Date].[Calendar Year].[CY 2002]}
, {[Date].[Calendar Year].[CY 2003]}
, ALL
) ON 0
FROM [Adventure Works]
代替構文 1、重複部分の除去
SELECT
[Date].[Calendar Year].children
+ {[Date].[Calendar Year].[CY 2002]}
+ {[Date].[Calendar Year].[CY 2003]} ON 0
FROM [Adventure Works]
代替構文 2、重複部分の保持
SELECT
{[Date].[Calendar Year].children
, [Date].[Calendar Year].[CY 2002]
, [Date].[Calendar Year].[CY 2003]} ON 0
FROM [Adventure Works]
参照
関連項目
+ (和集合) (MDX)
MDX 関数リファレンス (MDX)
ヘルプおよび情報
変更履歴
リリース | 履歴 |
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2006 年 7 月 17 日 |
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