Distributor の SystemName 要素 (ADF)
ディストリビュータを実行するサーバーの名前を指定します。
構文
<Distributors>
<Distributor>
<SystemName>
要素の特性
特性 | 説明 |
---|---|
データ型 |
string。長さは 1 ~ 255 文字の範囲です。 |
既定値 |
なし。 |
個数 |
Distributor 要素につき 1 個 (必須)。 |
更新 |
アプリケーションの更新時に変更できます。ただし、追加と削除はできません。 |
要素の関係
関係 | 要素 |
---|---|
親要素 |
|
子要素 |
なし。 |
解説
localhost、ピリオド (.)、IP アドレス、または円記号 (バックスラッシュ) を含む文字列は、SystemName 値として使用できません。
Notification Services Standard Edition では、ホストされるイベント プロバイダ、ジェネレータ、およびディストリビュータの SystemName 要素が同一である必要があります。その他のエディションでは、SystemName 値が異なっていてもかまいません。異なる値を指定することによって、インスタンスのコンポーネントを複数のコンピュータに分散させることができます。
複数のディストリビュータを同じコンピュータ上に配置しても、配信時のパフォーマンスは向上しません。アプリケーションで複数のディストリビュータを使用する場合、各ディストリビュータには異なる SystemName 値を指定する必要があります。
使用例
次の例では、ディストリビュータが実行されるサーバーとして CPANDL を指定しています。
<SystemName>CPANDL</SystemName>
参照
関連項目
その他の技術情報
ディストリビュータ設定の指定
インスタンスとアプリケーションの更新