MergeSynchronizationAgent.DistributorAddress Property

DistributorNetwork プロパティが指定されている場合にディストリビュータへの接続に使用されるネットワークアドレスを取得します。値の設定も可能です。

名前空間: Microsoft.SqlServer.Replication
アセンブリ: Microsoft.SqlServer.Replication (microsoft.sqlserver.replication.dll 内)

構文

'宣言
Public Overridable Property DistributorAddress As String

public virtual string DistributorAddress { get; set; }

public:
virtual property String^ DistributorAddress {
    String^ get ();
    void set (String^ newValue);
}

/** @property */
public String get_DistributorAddress ()

/** @property */
public void set_DistributorAddress (String newValue)

public function get DistributorAddress () : String

public function set DistributorAddress (newValue : String)

ディストリビュータのアドレスを表す String 値です。

このプロパティは、DistributorNetwork プロパティが DefaultNetwork 以外の値に設定されている場合のみ必須です。

このプロパティは、SQL Server 構成マネージャを使用せずにディストリビュータに接続するようにマージエージェントを構成する場合に便利です。

たとえば、インターネット経由でディストリビュータにアクセスする場合は、DistributorNetwork を TcpIpSockets に、DistributorAddress を特定の IP アドレスに設定します。

DistributorNetwork プロパティが TcpIpSockets の場合や、MultiProtocol が TCP/IP を使用している場合の値の形式は、"IP address,socket" (例 : "111.11.11.11,1433") です。

ディストリビュータの接続プロパティが指定されていない場合は、パブリッシャとディストリビュータが SQL Server の同じインスタンスにあると想定されて、ディストリビュータへの接続時にパブリッシャの接続プロパティが使用されます。

この型の public static (Microsoft Visual Basic では共有 ) メンバは、スレッドセーフです。インスタンスメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

サポートされているプラットフォームの一覧については、「SQL Server 2005 のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア」を参照してください。