トランザクション レプリケーションのしきい値および警告を設定する方法 (レプリケーション モニタ)
しきい値は [警告およびエージェント] タブで指定します。しきい値に達するか、しきい値を超えた場合は、レプリケーション モニタに警告が表示されます。警告を送信させることもできます。Microsoft SQL Server 2005 より前のバージョンを実行しているディストリビュータでは、このタブに [エージェント] というラベルが付けられており、パブリケーションで使用されるエージェントの情報のみが表示されます。これらのパブリケーションにはしきい値を設定できません。
トランザクション レプリケーションでは、以下の条件についてしきい値を指定できます。
- サブスクリプションの有効期限の残り時間
- 待機時間 (パブリッシャでトランザクションがコミットされてから、対応するトランザクションがサブスクライバでコミットされるまでの経過時間)
このタブの各オプションに関する情報を表示するには、メニュー バーの [ヘルプ] をクリックしてください。レプリケーション モニタの起動の詳細については、「レプリケーション モニタを起動する方法 (レプリケーション モニタ)」を参照してください。
トランザクション パブリケーションのしきい値と警告を設定するには
左ペインでパブリッシャ グループを展開し、パブリッシャを展開して、パブリケーションをクリックします。
[警告およびエージェント] タブをクリックします。
[サブスクリプションの有効期限がしきい値内で切れる場合に警告します] チェック ボックスまたは [待機時間がしきい値を超えた場合に警告します] チェック ボックスのいずれかをオンにして警告を有効にします。
[しきい値] 列で警告のしきい値を設定します。たとえば、手順 3. で [待機時間がしきい値を超えた場合に警告します] チェック ボックスをオンにした場合、[しきい値] 列で 60 秒の待機時間を選択します。
[変更の保存] をクリックします。
しきい値の警告を構成するには
[警告の構成] をクリックします。
[レプリケーションの警告の構成] ダイアログ ボックスで警告を選択し、[構成] をクリックします。
このダイアログ ボックスには、監視しきい値に関連していない警告を含め、すべての種類のパブリケーションに対する警告が表示されます。詳細については、「レプリケーション モニタのしきい値と警告の設定」および「レプリケーション エージェント イベントに対する警告の使用」を参照してください。
[<AlertName> 警告のプロパティ] ダイアログ ボックスのオプションを設定します。
- [全般] ページで [有効化] をクリックし、警告を適用するデータベースを指定します。
- [応答] ページで、電子メールを送信するかどうか、またはジョブを実行するかどうかを指定します。
- [オプション] ページで、応答のテキストをカスタマイズします。
[OK] をクリックします。
[閉じる] をクリックします。
参照
概念
レプリケーション管理の推奨事項
レプリケーション モニタを使用したパフォーマンスの監視
レプリケーション モニタを使用したレプリケーションの監視
レプリケーション モニタのしきい値と警告の設定