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Reporting Services 配信拡張機能の設定

Reporting Services には、電子メールの配信拡張機能とファイル共有の配信拡張機能があります。電子メールの配信拡張機能では、電子メールを使用して、個々のユーザーやグループにレポートを送信できます。ファイル共有の配信機能では、生成したレポートをネットワーク上の共有者に自動的に送信できます。サポートされているいずれかの配信拡張機能を、標準的なサブスクリプションまたはデータ ドリブン サブスクリプションと一緒に使用できます。CreateSubscription メソッド、CreateDataDrivenSubscription メソッド、SetSubscriptionProperties メソッド、および SetDataDrivenSubscriptionProperties メソッドを呼び出すときは常に、配信拡張機能の種類に固有の配信設定を渡す必要があります。配信設定の一覧をプログラムによって取得するには、GetExtensionSettings メソッドを使用します。

ms154020.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
配信拡張機能の設定では、大文字と小文字が区別されます。

電子メール配信の設定

次の表は、レポート サーバー電子メールを使用するサブスクリプションの電子メール配信設定を示しています。

設定

TO

電子メール メッセージの To 行に表示される電子メール アドレス。複数の電子メール アドレスを指定するときは、それぞれをセミコロンで区切ります。必須。

CC

電子メール メッセージの Cc 行に表示される電子メール アドレス。複数の電子メール アドレスを指定するときは、それぞれをセミコロンで区切ります。省略可。

BCC

電子メール メッセージの Bcc 行に表示される電子メール アドレス。複数の電子メール アドレスを指定するときは、それぞれをセミコロンで区切ります。省略可。

ReplyTo

電子メール メッセージの Reply-To ヘッダーに表示される電子メール アドレス。値は、電子メール アドレス 1 つである必要があります。省略可。

IncludeReport

電子メール配信にレポートを含めるかどうかを示す値。この値が true の場合は、レポートを電子メール メッセージの本文として配信することを示します。

RenderFormat

表示レポートの生成に使用する表示拡張機能の名前。名前は、レポート サーバーにインストールされている表示可能な表示拡張機能のいずれかに対応している必要があります。IncludeReport の設定値が true の場合は、この値を必ず指定する必要があります。

Priority

電子メール メッセージを送信する優先順位。有効な値は、LOWNORMAL および HIGH です。既定値は NORMAL です。

Subject

電子メール メッセージの件名のテキスト。

Comment

電子メール メッセージの本文のテキスト。

IncludeLink

電子メールの本文にレポートへのリンクを含めるかどうかを示す値。

ファイル共有配信の設定

次の表は、サブスクリプションのファイル共有配信設定を示しています。

設定

FILENAME

ディスクに保存するファイルの名前。

FILEEXTN

表示レポートのファイル拡張機能を含めるかどうかを示します。値は true または false です。

PATH

レポートを保存するフォルダ パスまたは UNC ファイル共有パス。

RENDER_FORMAT

ディスクに保存するレポートの形式。

USERNAME

ネットワーク リソースまたはディスクへのアクセスに必要なユーザー名。

PASSWORD

ネットワーク リソースまたはディスクへのアクセスに必要なパスワード。

WRITEMODE

ディスクヘのアクセスに使用する書き込みモード。有効な値は、NoneOverwrite、および AutoIncrement です。

参照

関連項目

Reporting Services Web Services Class Library

その他の技術情報

Web サービスと .NET Framework を使用したアプリケーションの構築

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手