InteractiveHeight 要素 (RDL)
ユーザー対話機能をサポートする表示拡張機能 (HTML 表示拡張機能) を使用してレポートを表示する場合、そのレポートの既定の高さを指定します。
構文
<Report>
...
<InteractiveHeight>...</InteractiveHeight>
...
</Report>
要素の特性
特性 | 説明 |
---|---|
データ型と長さ |
String |
既定値 |
既定値は PageHeight 要素によって決まります (PageHeight の既定値は 11 in)。 |
カーディナリティ |
0-1 : 省略可能な要素で、出現しないか、出現する場合は 1 回の出現が可能です |
要素の関係
関係 | 要素 |
---|---|
親要素 |
|
子要素 |
なし |
解説
InteractiveHeight プロパティを使用して、HTML 出力形式で表示されるレポートの既定のページ サイズを設定します。たとえば、ユーザーがハイパーリンクをクリックした場合、これら両方の表示拡張機能には追加レポート処理が必要です。両方の表示拡張機能で、ユーザーとの対話結果を示すため、レポートを再表示する必要があります。
メモ : |
---|
デスクトップ アプリケーションまたはクライアント ビューアを使用してレポートを表示するその他の表示拡張機能では、デスクトップ アプリケーションまたはクライアント ビューア内でユーザーの対話機能を処理できます。レポート サーバーでレポートを再処理する必要はありません。 |
InteractiveHeight 要素の文字列には、数値が含まれている必要があります (小数点としてピリオドを使用)。数値の後には、cm、mm、in、pt、pc など、CSS 長さ単位の指定子を入力する必要があります。数値と指定子の間のスペースは省略可能です。サイズ指定子の詳細については、msdn.microsoft.com の「CSS Length Units Reference」を参照してください。
InteractiveHeight のサイズには上限がありません。一緒に指定されているサイズ指定子に関係なく、無限大の高さを指定するときは値 0 を使用します。
既定のページ サイズの要件は、そのレポートを出力する際に使用する表示拡張機能によって異なります。使用する表示拡張機能によっては、レポートの既定のページ サイズを複数指定する必要があります。たとえば、ページ指向の表示拡張機能用に 1 つの既定値を指定し、対話型の表示拡張機能用に別の既定値を指定します。すべての表示拡張機能のページの高さに対応するには、InteractiveHeight および PageHeight を設定してください。
参照
関連項目
レポート定義 XML 要素
PageHeight 要素 (RDL)