CreateVirtualDirectory メソッド (WMI MSReportServer_ConfigurationSetting クラス)
レポート サーバーの仮想ディレクトリを作成します。
構文
Public Sub CreateVirtualDirectory(Name as String, IISPath as String,
ByRef HRESULT as Int32)
public void CreateVirtualDirectory (string Name, string IISPath,
out sint32 HRESULT);
パラメータ
- Name
アプリケーション プールの仮想ディレクトリ名を含む文字列。この名前はコンピュータのインターネット インフォメーション サービス (IIS) で設定された標準に準拠する必要があります。既存の名前は使用できません。
- IISPath
指定された仮想ディレクトリ作成先 Web サイトの IIS パスを含む文字列。
- HRESULT
[out] 呼び出しの成功または失敗を示す値。
戻り値
メソッド呼び出しの成功または失敗を示す HRESULT を返します。値 0 は、メソッド呼び出しが成功したことを示します。0 以外の値は、エラーが発生したことを示します。
解説
CreateVirtualDirectory の呼び出しが成功した場合、このクラスの VirtualDirectory プロパティは作成された仮想ディレクトリを示すように更新されます。仮想ディレクトリは <PathName>\ReportServer ディレクトリを指すように設定されます。PathName は Name パラメータで渡される値です。
IISPath の値を指定する必要があります。IISpath は仮想ディレクトリの作成時にレジストリに格納されます。
CreateVirtualDirectory の呼び出しに成功した後、SetWebServiceIdentity メソッドを呼び出し、ユーザー ID および仮想ディレクトリが実行されるアプリケーション プールを設定する必要があります。
次の表は、レポート サーバーが実行されているオペレーティング システムに基づき、仮想ディレクトリに設定される構成パラメータについて説明しています。
オペレーティング システム | 構成パラメータ |
---|---|
Windows 2000 (すべてのバージョン) |
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Windows XP (すべてのバージョン) |
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Windows Server 2003 |
|
Microsoft Windows Server 2003 で仮想ディレクトリを作成する場合、次のようになります。
- 少なくとも 1 つのアプリケーション ルールが必要です。
- 既定のアプリケーション プールが存在する場合、作成時に仮想ディレクトリに割り当てられます。
- 既定のアプリケーション プールが存在しない場合、作成時に最初のアプリケーション プールが仮想ディレクトリに割り当てられます。
要件
名前空間 :root\Microsoft\SqlServer\ReportServer\v9\Admin
プラットフォーム : Windows Server 2003 Datacenter Edition、Windows Server 2003 Enterprise Edition、Windows Server 2003 Standard Edition、Windows Vista、Windows XP Professional Service Pack 2 (SP2) または Service Pack 1 (SP1)、および Windows 2000 (すべてのバージョン)
参照
関連項目
MSReportServer_ConfigurationSetting メンバ
MSReportServer_ConfigurationSettingForSharePoint メンバ