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レポート内の数値または日付値の書式設定

数値または日付値の書式を指定するには、そのテキスト ボックスの Format プロパティを書式指定文字列で更新します。たとえば、数値を通貨として表示するように数値フィールドのテキスト ボックスを設定できます。Reporting Services では、Microsoft .NET Framework の書式指定文字列が使用されます。あるいは、Format プロパティ用に独自の書式設定文字列を作成することもできます。

ms157406.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
テキスト ボックスに書式設定を適用するには、テキスト ボックスに =Fields!LineTotal.Value=1000 などの式が含まれている必要があります。テキスト ボックスが式ではない場合、つまりテキスト ボックス内のテキストが等号 (=) で始まっていない場合は、テキストが文字列として解釈され、書式設定は適用されません。

数値の書式設定

次の表は、.NET Framework の一般的な数値書式指定文字列の一覧です。

書式文字列 名前

C または c

通貨

D または d

10 進数

E または e

指数

F または f

固定小数点

G または g

一般

N または n

番号

P または p

パーセント

R または r

ラウンドトリップ

X または x

16 進数

書式文字列の多くは、小数点以下の桁数を定義する、精度を指定する文字を使用するように変更できます。たとえば、D0 という書式指定文字列は、小数点以下の桁数が 0 になるように数値を書式設定します。また、#,### のようなカスタムの書式指定文字列も使用できます。

日付の書式設定

次の表は、.NET Framework の一般的な日付書式指定文字列の一覧です。

書式文字列 名前

d

短い形式の日付

D

長い形式の日付

t

短い形式の時刻

T

長い形式の時刻

f

完全な日付と時刻 (短い形式の時刻)

F

完全な日付と時刻 (長い形式の時刻)

g

一般の日付と時刻 (短い形式の時刻)

G

一般の日付と時刻 (長い形式の時刻)

M または m

月日

R または r

RFC1123 パターン

Y または y

年月

dd/MM/yy のようなカスタムの書式指定文字列も使用できます。.NET Framework の書式設定文字列の詳細については、www.microsoft.com/japan/msdn の「型の書式設定」を参照してください。

参照

概念

レポート アイテムの書式設定
レポート レイアウトのデザイン

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手