レポートをサブスクライブする方法 (Management Studio)
このトピックでは、電子メール サブスクリプションとファイル共有の配信サブスクリプションを作成する方法について説明します。
レポートをサブスクライブするには、保存された資格情報を使用するか、資格情報を使用しないように、レポートのデータ ソースを構成する必要があります。詳細については、「保存された資格情報をデータ ソースに対して指定する方法 (Management Studio)」を参照してください。
電子メール配信の場合は、サブスクリプションを作成する前に、SMTP ゲートウェイ接続用にレポート サーバーを構成する必要があります。ファイル共有配信を使用するには、対象フォルダを定義しておく必要があります。詳細については、「電子メール配信用のレポート サーバーの構成」および「レポート サーバーのファイル共有の配信用に共有フォルダを作成する方法」を参照してください。
ファイル共有サブスクリプションを作成するには
オブジェクト エクスプローラで、サブスクライブするレポートに移動します。レポート アイテムを展開します。
[サブスクリプション] フォルダを右クリックし、[新しいサブスクリプション] をクリックします。[新しいレポート サブスクリプション] ダイアログ ボックスの [プロパティ] ページが表示されます。
[通知者] リスト ボックスの [レポート サーバーのファイル共有] をクリックします。
[ファイル名] の後のテキスト ボックスをクリックし、レポートのファイル名を入力します。
ファイル拡張子がレポート ファイル名に自動的に付加されるようにするには、[ファイル拡張子] リスト ボックスの [True] をクリックします。自動的に付加しない場合は [False] をクリックします。
[パス] テキスト ボックスで、レポートを配信する既存フォルダの UNC (汎用名前付け規則) パスを入力します (たとえば、\\<servername>\<myreports>)。パスの先頭には円記号 (\) を 2 つ含めます。末尾には円記号を指定しないでください。
[表示形式] リスト ボックスから形式を選択します。レポートを開くために使用するデスクトップ アプリケーションに対応する形式を選択します。単一のストリームでレポートを表示しない形式、または静的ファイルでサポートできない対話機能が導入された形式 (つまり、HTML 3.2、HTML 4.0、または Office Web コンポーネントを含む HTML) は選択しないでください。
[ユーザー名] および [パスワード] ボックスに、ファイル共有のアクセスに必要な資格情報を、ユーザー名に対応する <domain>\<user name> の形式で指定します。
上書きするオプションを指定します。[以前のバージョンがある場合はファイルを上書きしない] をクリックした場合、既存のファイルが検出されると配信されません。[自動増分] をクリックした場合、レポート サーバーによってファイル名に番号が付加され、同じ名前の既存のファイルとそのファイルが区別されます。
[スケジュール] をクリックして、レポートを配信する時期を指定します。
レポート処理の開始に使用するスケジュールまたはイベントを指定します。
- レポート スナップショットを更新ごとに配布する場合は、[レポート サーバーでのレポート データの更新時に配信する] を選択します。このオプションは、スケジュールされた間隔でデータを取得するスナップショットにのみ使用できます。
- 定義済みスケジュールを使用するには、[共有スケジュールで実行する] を選択します。このオプションは、共有スケジュールがあらかじめ定義されている場合にのみ使用できます。
- サブスクリプションを処理する日時を選択するには、[カスタム スケジュールで実行する] を選択します。スケジュールを作成するには、[スケジュールの設定] をクリックします。
パラメータ化されたレポートの場合は、このサブスクリプションのレポートで使用するパラメータを指定します。このパラメータは、要求時またはスケジュールされた操作でレポートを実行するときに使用されるパラメータとは異なるもの指定できます。
[OK] をクリックします。
レポートが静的ファイルとして配信されます。レポートに対話機能 (たとえば、追加の行と列へのリンク) を含める場合でも、これらの機能は使用できません。
電子メール サブスクリプションを作成するには
オブジェクト エクスプローラで、サブスクライブするレポートに移動します。レポート アイテムを展開します。
[サブスクリプション] フォルダを右クリックし、[新しいサブスクリプション] をクリックします。[新しいレポート サブスクリプション] ダイアログ ボックスの [プロパティ] ページが表示されます。
[通知者] では、[レポート サーバーの電子メール] をクリックします。
[宛先] テキスト ボックスに、レポートを配信する電子メール アドレスを入力します。電子メール アドレスを複数指定するには、セミコロン (;) で区切ります。[CC]、[BCC]、および [返信先] テキスト ボックスに、電子メール アドレスを追加入力することができます。
メモ : このためには、すべてのサブスクリプションを管理する権限が必要です。 次のように、レポート配信オプションを選択します。
- レポートのコピーを埋め込んだり添付するには、[レポートを含める] をオンにします。後の手順で選択する表示形式によって、レポートがどのように含まれるかが決まります。
- 電子メール メッセージの本文にレポートの URL リンクを含めるには、[リンクを含める] をオンにします。
メモ : これらのチェック ボックスをオフにする場合、件名行の文字列のみが送信されます。 [表示形式] リスト ボックスから表示形式を選択します。このオプションは、電子メールにレポートを含める場合に使用できます。
- 電子メールの本文にレポートを埋め込むには、[Web アーカイブ] をオンにします。レポートのサイズが電子メール システムに定義された最大サイズを超えると予想される場合は、このオプションを使用しないでください。
- これ以外の表示形式を選択すると、レポートは添付ファイルとして送信されます。
[優先度] リスト ボックスから電子メール メッセージの重要度レベルを選択します。これらの設定は、電子メール サーバーから取得します。
必要に応じて、[コメント] テキスト ボックスに、電子メール メッセージに含めるコメントを入力します。
[スケジュール] をクリックして、レポートを配信する時期を指定します。
レポート処理の開始に使用するスケジュールまたはイベントを指定します。
- レポート スナップショットを更新ごとに配布する場合は、[レポート サーバーでのレポート データの更新時に配信する] を選択します。このオプションは、スケジュールされた間隔でデータを取得するスナップショットにのみ使用できます。
- 定義済みスケジュールを使用するには、[共有スケジュールで実行する] を選択します。このオプションは、共有スケジュールがあらかじめ定義されている場合にのみ使用できます。
- サブスクリプションを処理する日時を選択するには、[カスタム スケジュールで実行する] を選択します。スケジュールを作成するには、[スケジュールの設定] をクリックします。
パラメータ化されたレポートの場合は、このサブスクリプションのレポートで使用するパラメータを指定します。このパラメータは、要求時または他のスケジュールされた操作でレポートを実行するときに使用されるパラメータとは異なるもの指定できます。
[OK] をクリックします。
参照
概念
サブスクリプションの作成、変更、および削除
Reporting Services の電子メール配信
レポート サーバーの操作方法に関するトピック
資格情報と接続情報の指定