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サブスクリプションおよび配信シナリオ

サブスクリプションおよび配信機能を使用して、複雑さやスコープによって異なるさまざまな目的を達成することができます。

サブスクリプションおよび配信機能の使用

次の表では、Reporting Services と一緒にインストールするサブスクリプションおよび配信機能の使用に関するシナリオについて説明します。開発者は、カスタム配信拡張機能を作成して、追加のシナリオをサポートできます。詳細については、「配信拡張機能の実装」を参照してください。

目的 説明

組織内のユーザーにレポートをプッシュする

配信するレポートを受信するには、サブスクリプションを作成して、グループ エイリアスまたは電子メール エイリアスを指定します。

実行時に、Reporting Services でサブスクリプション データを決定することができます。一覧のメンバが変化するグループに同じレポートを送信する場合は、実行時にクエリを使用して、サブスクリプションの一覧を生成できます。

レポートをオフラインで表示する

ユーザーはサブスクリプションで PDF 形式または Web アーカイブ形式を選択できます。レポートをオフラインで表示する場合は、これらの形式をお勧めします。

ファイル共有にレポートをアーカイブする

アーカイブするレポートは、毎晩のスケジュールでバックアップする共有フォルダに直接送信することができます。

大きなレポートをディスクに送信する

ブラウザでの読み込みに時間のかかる大きなレポートは、デスクトップ アプリケーションで表示できる形式で共有フォルダに送信できます。

キャッシュを事前に読み込む

パラメータ化されたレポートの複数のインスタンスまたはレポートを表示するユーザーが多数存在する場合、キャッシュにあるレポートを事前に読み込んでレポートの表示にかかる処理時間を削減することができます。

デスクトップ アプリケーションを表示用デバイスとする

Microsoft Excel ファイルとしてレポートを処理する場合、Excel ファイルとしてレポートを送信するサブスクリプションを作成できます。特定のワークグループの作業中のドキュメントを保存する共有フォルダがある場合、サブスクリプションでそのフォルダを指定できます。

各ユーザーのレポート出力をカスタマイズする

実行時にレポート出力、配信オプション、およびレポート パラメータの設定をカスタマイズするには、データ ドリブン サブスクリプションを使用します。サブスクリプションは、実行時にクエリを使用してデータ ソースから入力値を取得します。

データ ドリブン サブスクリプションを使用して、サブスクリプションが処理される時点で決まるサブスクライバの一覧にレポートを送信する差し込み処理を実行できます。

参照

処理手順

サブスクリプションを削除または変更する方法 (Management Studio)
サブスクリプションを削除または変更する方法 (レポート マネージャ)
キャッシュを事前に読み込む方法 (Management Studio)
キャッシュを事前に読み込む方法 (レポート マネージャ)

概念

サブスクリプションの作成、変更、および削除
データ ドリブン サブスクリプション

その他の技術情報

サブスクリプションを通じたレポートの配信

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手