イベント通知サンプル
イベント通知サンプル (EventNotificationSample.sql) では、OLTP データベース アプリケーションでのイベント通知の使用例が提供されます。詳細については、「イベント通知 (データベース エンジン)」を参照してください。
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| サンプルは、学習に使用することのみを目的に提供されています。これらは、運用環境での使用を目的としたものではなく、運用環境でのテストも実施されていません。マイクロソフトからは、これらのサンプルについてのテクニカル サポートは提供されません。サンプル アプリケーションは、システム管理者の許可なしに、運用中の SQL Server データベースに接続しないようにしてください。 |
シナリオ
イベント通知を使用して、データベースの利用状況の監視および応答を行うことができます。EventNotificationSample.sql では、次の種類のイベントを監視します。
- CreateDatabaseNotification イベント通知は、データベースが作成され、サーバー インスタンスにドロップされる際に監視を行います。
- AuditLoginLogoutNotification イベント通知は、ログイン、ログアウト、および失敗したログインがサーバー インスタンスで発生した際に監視を行います。
イベント通知は、これらのイベントに関する XML データを、サンプルで指定された Microsoft SQL Server 2005 Service Broker サービスに送信します。また、サンプルは、メッセージを受信するキューおよびサービス アドレス (この場合のアドレスはローカル データベース) を指定するルートを定義します。コメント文字で囲まれた WAITFOR 句は、サービスがメッセージを受信し、そのメッセージを xml としてキャストするまで 60 秒間待機するようサーバーに指示します。同様にコメント文字に囲まれた追加のスクリプトは、イベント通知が作成されたイベントをサーバー インスタンスで発生させることによってイベント通知をテストします。
言語
Transact-SQL
前提条件
このサンプルを実行する前に、次のソフトウェアがインストールされていることを確認してください。
- Microsoft SQL Server 2005 (次のコンポーネントと共に)
- SQL Server 2005 データベース エンジン。
- SQL Server Management Studio。
- SQL Server 2005 に付属の AdventureWorks (OLTP) サンプル データベース。Microsoft SQL Server デベロッパー センターからも入手できます。
- SQL Server データベース エンジン サンプル (SQLServerSample.msi)。これらのサンプルは SQL Server 2005 に含まれています。これらの最新バージョンは、Microsoft SQL Server デベロッパー センターからダウンロードできます。
サンプルの実行
イベント通知サンプルをインストールおよび実行する方法は次の手順のとおりです。
イベント通知サンプルを実行するには
SQL Server Management Studio から EventNotificationSample.sql を開きます。既定のインストール ディレクトリは C:\Program Files\Microsoft SQL Server\90\Samples\Engine\Administration\EventNotifications\Scripts\ です。
[実行] をクリックします。