Running the Notification Services サンプルの必要条件
Notification Services サンプルを実行する前に、コンピュータが次に示す要件を満たしていることを確認してください。このサンプルは、開発環境サーバーまたはテスト サーバーのみで実行し、運用環境では実行しないことを強くお勧めします。
必要条件
Notification Services サンプル アプリケーションには、次の表に示す環境が必要です。SQL Server 2005 の要件の詳細については、「SQL Server 2005 のインストールに必要なハードウェアおよびソフトウェア」を参照してください。
アプリケーション |
Microsoft SQL Server 2005 データベース エンジン SQL Server 2005 Notification Services SQL Server 2005 Analysis Services (Profit Margin サンプルのみ) Microsoft Visual Studio 2005 (Microsoft Visual C#、Microsoft Visual C++、および Microsoft Visual Basic コンポーネントがインストール済み) |
サービス |
Microsoft Windows インターネット インフォメーション サービス (IIS) (簡易メール転送プロトコル (SMTP) サービスがインストール済み) |
アカウント |
Notification Services のインスタンスが実行され、SQL Server Management Studio での Notification Services のインスタンスの作成に使用できる、1 つまたは複数のアカウント。 これらのアカウントおよび必要な権限の詳細については、「Notification Services のセキュリティの設定」を参照してください。 |
サンプル展開に応じたソフトウェアのインストール
これらのサンプルの使用を簡略化するために、単一のコンピュータでサンプルを実行することをお勧めします。サンプルをマルチサーバー環境に展開する場合は、次のように、必要なソフトウェアをインストールする必要があります。
サンプルの実行サーバーには、次のソフトウェアが必要です。
- Notification Services。
- .NET Framework SDK 2.0 または Microsoft Visual Studio 2005。.NET Framework SDK は無償で入手できます。詳細については、「.NET Framework SDK のインストール」を参照してください。
- SMTP サービス。
- SQL Server 2005 管理ツール。これらのツールは、サンプルの実行手順に従うために必要となりますが、Notification Services アプリケーションの展開は厳密には必要ありません。
データベースの実行サーバーには、SQL Server 2005 データベース エンジンがインストールされている必要があります。
SMTP サービスの構成
メモ : |
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Windows Server 2003 では、既定のインストールでは Microsoft SMTP サービスはインストールされません。まず、サーバーの役割管理ページを使用して、インターネット インフォメーション サービス (IIS) をインストールします。IIS をインストールすると、SMTP サービスをインストールすることができます。詳細については、Microsoft Host Integration Server 2003 のドキュメントの「Microsoft SMTP サービスのインストール」を参照してください。 |
メール通知を送信するには、簡易メール転送プロトコル (SMTP) サービスを、メッセージを中継するように設定して実行する必要があります。SMTP サービスがメッセージを中継するように設定されていない場合、または動作していない場合、サンプル アプリケーションで生成される通知は、\inetpub\mailroot\queue ディレクトリに配信されます。SMTP サービスの構成に応じて、メッセージは、\pickup や \badmail など、別の \inetpub\mailroot フォルダに配信されることもあります。SMTP の構成の詳細については、「Microsoft Mail (SMTP) Service」のドキュメントを参照してください。
参照
その他の技術情報
SQL Server Notification Services サンプル