nscontrol listversions コマンド
インストールされている Microsoft SQL Server Notification Services のバージョンおよび登録されているインスタンスに関する情報を表示します。
構文
nscontrol listversions
[-nologo]
[-help]
[-name instanceName]
[-version versionNumber]
引数
- -nologo
nscontrol コマンドを実行するときに、製品とバージョンについてのメッセージを表示しないようにします。
- -help
コマンドの構文を表示します。
- -nameinstanceName
Notification Services のインスタンス名を指定します。インスタンス名を指定すると、nscontrol は指定したインスタンスの情報のみを表示し、バージョン情報は表示しません。インスタンス名を指定しないと、nscontrol はすべてのインスタンスの情報を表示します。
-versionversionNumber
Notification Services のバージョン番号を指定します。バージョン番号を指定すると、nscontrol は指定したバージョンの情報と、そのバージョンを使用するすべてのインスタンスの情報を表示します。バージョン情報を指定しないと、インストールされているすべてのバージョンに関する情報が一覧表示されます。バージョン番号は、9.0.242.0 のように 4 つの要素で指定します。
解説
-name 引数も -version 引数も指定しない場合、すべてのバージョンとインスタンスに関する情報が一覧表示されます。
報告されるバージョン情報は、各インスタンス データベースに格納されているバージョン情報ではなく、インストールされている Notification Services のバージョンを表します。
権限
nscontrol listversions の実行に使用するアカウントは、Notification Services バイナリ ファイルの実行権限を持っている必要があります。これは、ローカルの Administrators、Power Users、および SQLServerNotificationServicesUser グループのメンバに許可されている権限です。
例
以下の例は、バージョンおよびインスタンスに関する情報を表示する 2 とおりの方法を示しています。
A. 利用できるすべてのバージョンとインスタンス情報の表示
次の例では、コンピュータに登録されているすべての Notification Services について、インストールされているバージョンとインスタンスの情報を表示します。
nscontrol listversions
B. 1 つのインスタンスのバージョン情報の表示
次の例では、StockInstance
という名前の Notification Services のインスタンス情報を表示します。インスタンスはコンピュータに登録されている必要があります。
nscontrol listversions -name StockInstance
参照
関連項目
その他の技術情報
Notification Services のバージョン情報を表示する方法