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イベント メッセージの使用

Notification Services は、Microsoft Windows イベント ビューアからアクセスできるアプリケーション ログにイベント メッセージを記録します。これらのメッセージは、システム エラーおよびパフォーマンスの問題点のトラブルシューティングを行うときに役立ちます。

アプリケーション ログの監視

アプリケーションの問題を認識していない場合でも、アプリケーション ログを定期的に確認する必要があります。定期的にログを確認すると、システムで発生している潜在的な問題を最小限に抑えることができます。たとえば、イベントが収集されていない場合や、通知が配信されていない場合を、できる限り早く知ることが最善です。

詳細については、「Notification Services のエラーおよびイベント」を参照してください。

アプリケーション ログの管理

構成するログ記録レベルによって異なりますが、アプリケーション ログは非常に急速に増加します。たとえば、すべての Notification Services イベントを記録し、1 時間単位で数千個の通知を送信するアプリケーションのすべての通知の配信を記録すると、管理されていないアプリケーション ログでディスクがすぐにいっぱいになります。

アプリケーション ログを管理するために、以下の推奨項目を検討してください。

  • 実稼動環境のサーバー (開発やテスト専用ではないサーバー) 上のアプリケーションの場合は、アプリケーションが必要とするイベントだけを記録します。たとえば、アプリケーションの問題点のトラブルシューティングを行うのに役立つエラー メッセージを記録します。通知の配信に対するサービス契約により、一部のアプリケーションはより高いログ記録レベルを必要とすることがあり、これらのアプリケーションはログ記録用により多くのディスク領域を必要とします。
  • イベント ログを作成するために、システムがディスクに多くの書き込みを行っている場合、アプリケーションのパフォーマンスが低下することがあります。通知の生成はディスクを集中的に使用する処理なので、このパフォーマンスの低下は特に Notification Services データベースをホストするシステムに当てはまります。
  • Notification Services のインスタンスは、データベース エンジンに頻繁に接続します。失敗したログインのみを記録するように、データベース エンジン ログインの監査を変更することを検討してください。詳細については、「ログインの監査を構成する方法 (SQL Server Management Studio)」を参照してください。
  • イベント ログの適切な最大サイズを構成し、上書きオプションをログ記録の必要条件を満たすように設定します。たとえば、3 日間経過したイベントは必要ない場合、3 日より前のイベントを上書きすることを選択することによって、イベント ログにそれらのイベントを消去させます。
  • フィルタを使用して、Notification Services のインスタンスなどの特定のソースからイベントを表示します。ログの新しいビューを作成し、関心があるイベントだけを表示するフィルタをそのビューに定義できます。その後、コンマ区切りのテキスト ファイルなど、サポートされている形式の 1 つにビューのイベントをエクスポートできます。

イベント ログの使用に関する詳細については、イベント ビューアからイベント ビューアのヘルプを開きます。

参照

概念

Notification Services のパフォーマンスと利用状況の監視

その他の技術情報

Notification Services のエラーおよびイベント

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手