sql:url-encode を使用した、BLOB データへの URL 参照の要求 (XDR スキーマ)
.gif "ms171841.note(ja-jp,SQL.90).gif") 重要 : |
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| このトピックは、レガシ アプリケーションの参照用として用意されています。この機能は今後更新されません。新しい開発作業では、この機能の使用を避け、注釈付き XSD スキーマを使用して XML ビューを作成してください。詳細については、「注釈付き XSD スキーマの概要 (SQLXML 4.0)」を参照してください。既存の注釈付き XDR スキーマは、XSD スキーマに変換できます。詳細については、「注釈付き XDR スキーマから同等の XSD スキーマへの変換 (SQLXML 4.0)」を参照してください。 |
注釈付き XDR スキーマで、属性 (または要素) が Microsoft SQL Server の BLOB 列にマップされた場合、XML 内に返されるデータは Base64 エンコード形式になります。SQL Server のデータ型と、対応する XML データ型の説明については、「データ型の強制型変換 (XDR スキーマ)」を参照してください。
後で BLOB データをバイナリ形式で取得するときに使用できるよう、データへの参照 (URI) を返す場合は、sql:url-encode 注釈を指定します。
sql:url-encode 注釈を指定すると、フィールド値の代わりにフィールドへの URL を返すことができます。sql:url-encode では主キーに基づいて、URL での単一選択が生成されます。主キーは、sql:key-fields 注釈を使用して指定できます。詳細については、「sql:key-fields を使用した、キー列の指定 [SQLXML 4.0]」を参照してください。
sql:url-encode 注釈は、ブール値 (0 = FALSE、1 = TRUE) をとります。sql:url-encode は sql:use-cdata と共に使用したり、ID、IDREF、IDREFS、NMTOKEN、または NMTOKENS 型の属性に使用することはできません。
例
次の例を使用した実際のサンプルを作成するには、特定の条件を満たす必要があります。詳細については、「SQLXML のサンプル実行のための必要条件」を参照してください。
A. BLOB データへの URL 参照を取得するため、sql:url-encode を指定する
この例では、マッピング スキーマで LargePhoto 属性に sql:url-encode を指定して、バイナリ データを Base64 エンコード形式で取得する代わりに製品写真への URI 参照を取得します。
<?xml version="1.0" ?>
<Schema xmlns="urn:schemas-microsoft-com:xml-data"
xmlns:dt="urn:schemas-microsoft-com:datatypes"
xmlns:sql="urn:schemas-microsoft-com:xml-sql">
<ElementType name="ProductPhoto" sql:relation="Production.ProductPhoto"
sql:key-fields="ProductPhotoID" >
<AttributeType name="ProductPhotoID" />
<AttributeType name="LargePhoto" />
<attribute type="ProductPhotoID" />
<attribute type="LargePhoto" sql:url-encode="1" />
</ElementType>
</Schema>
スキーマに対してサンプル XPath クエリをテストするには
上のスキーマのコードをコピーして、テキスト ファイルに貼り付け、UrlEncodeXdr.xml として保存します。
次のテンプレートをコピーして、テキスト ファイルに貼り付け、UrlEncodeXdr.xml を保存したディレクトリに UrlEncodeXdrT.xml として保存します。
<ROOT xmlns:sql="urn:schemas-microsoft-com:xml-sql"> <sql:xpath-query mapping-schema="UrlEncodeXdr.xml"> /ProductPhoto[@ProductPhotoID=100] </sql:xpath-query> </ROOT>マッピング スキーマ (UrlEncodeXdr.xml) に指定するディレクトリ パスは、テンプレートを保存するディレクトリに対する相対パスです。次のように、絶対パスを指定することもできます。
mapping-schema="C:\MyDir\UrlEncodeXdr.xml"SQLXML 4.0 テスト スクリプト (sqlxml4test.vbs) を作成し、それを使用してテンプレートを実行します。
詳細については、「ADO を使用した、SQLXML 4.0 クエリの実行」を参照してください。
次に結果セットを示します。
<ROOT xmlns:sql="urn:schemas-microsoft-com:xml-sql">
<ProductPhoto ProductPhotoID="100" LargePhoto="dbobject/Production.ProductPhoto[@ProductPhotoID="100"]/@LargePhoto"/>
</ROOT>