SQL Server Compact Edition の機能
Microsoft SQL Server 2005 Compact Edition は、必要なディスク領域が 2 MB 未満、メモリが約 5 MB というコンパクトなリレーショナル データベースです。SQL Server Compact Edition ではローカル データを管理できるほか、Microsoft SQL Server のその他のエディションとの同期がサポートされます。開発者は SQL Server Compact Edition の機能を使用して、昨今の "随時接続" 環境において効率的に動作するアプリケーションを作成することができます。さらに SQL Server Compact Edition では、SQL Server の他のエディションと共通のプログラミング モデルを使用できます。こうした機能によって、開発者はスキルと知識をすばやく簡単に適用できます。
SQL Server Compact Edition の機能を以下に示します。
- コンパクトなデータベース エンジンと堅牢なクエリ オプティマイザ
- マージ レプリケーションとリモート データ アクセス (RDA) のサポート
- Microsoft SQL Server 2005 との統合
- 管理ツール Microsoft SQL Server Management Studio および SQL Server Management Studio Express
- Microsoft Visual Studio 2005 との統合
- リモート データ アクセスとマージ レプリケーションによるデータの同期
- Microsoft .NET Framework および .NET Compact Framework Data Provider for SQL Server Compact Edition (System.Data.SqlServerCe)
- Microsoft ADO.NET および OLE DB Provider for SQL Server Compact Edition のサポート
- SQL 構文のサブセット
- デスクトップ コンピュータ、モバイル デバイス、および Tablet PC に組み込みのデータベースとして配置
- ClickOnce 配置技術のサポート
参照
概念
SQL Server Compact Edition の操作
SQL Server Compact Edition のアーキテクチャ
新機能の紹介 (SQL Server Compact Edition)