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Notification Services のインスタンスをスタンバイ サーバーに切り替える方法

ログ配布とデータベース ミラーリングを使用して、スタンバイ サーバーでインスタンス データベースとアプリケーション データベースを管理できます。スタンバイ サーバーを使用する必要がある場合は、Notification Services のインスタンスを再登録および更新する必要があります。このトピックでは、Notification Services のインスタンスをスタンバイ サーバーに切り替えるための一般的な手順を示します。

ms172616.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
Notification Services の配置はすべて、それぞれが異なります。次の手順をガイドラインとして、独自の復旧手順を開発およびテストします。

スタンバイ サーバーにインスタンス データベースを移動するには

  1. 可能な場合は、Notification Services のインスタンスを停止します。

    Notification Services のインスタンスは、データベース サーバーへの接続を頻繁に試みます。インスタンスの実行中にデータベース サーバーがダウンすると、Notification Services は Microsoft Windows アプリケーション イベント ログにエラー メッセージを書き込みます。

  2. スタンバイ データベース サーバーをオンラインにし、インスタンス データベースとアプリケーション データベースを完全に復旧します。詳細については、「ログ配布の操作方法に関するトピック」または「データベース ミラーリングの操作方法について」を参照してください。

  3. Notification Services コマンド プロンプトを開きます。[スタート] ボタンをクリックし、[すべてのプログラム][Microsoft SQL Server 2005][構成ツール] の順にポイントし、[Notification Services コマンド プロンプト] をクリックします。

  4. 新しいデータベース サーバー名で Notification Services のインスタンスを登録します。インスタンスがスケールアウトされている場合は、ホストされるイベント プロバイダ、ジェネレータ、ディストリビュータ、サブスクリプション管理インターフェイス、またはホストされないイベント プロバイダを実行する各サーバーにインスタンスを再登録する必要があります。

  5. msdb データベースでインスタンス メタデータを修復します。

  6. インスタンス構成の SQL Server システム名と、アプリケーション定義のホストされるイベント プロバイダ、ジェネレータ、およびディストリビュータのシステム名を変更します。これらの値はパラメータ化して、インスタンスを作成または更新するときに値を指定できます。

  7. Notification Services のインスタンスを無効にします。

  8. インスタンスを更新し、前の手順でデータベースに加えられた変更を適用します。

  9. Notification Services のインスタンスを有効にします。

  10. Notification Services のインスタンスを開始します。

  11. Notification Services のインスタンスの状態を確認します。

    ms172616.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    状態の更新には 30 秒ほどかかる場合があります。

参照

概念

Notification Services でのログ配布またはデータベース ミラーリングの使用

その他の技術情報

高可用性の維持
ログ配布
データベース ミラーリング
インスタンスとアプリケーションの管理に関する操作方法のトピック (Notification Services)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手