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ネイティブ アプリケーションでのエラー処理

Microsoft Visual C++ for Devices でアプリケーションを開発する場合、エラー情報は、アプリケーション ランタイム、データ プロバイダ、または Microsoft SQL Server 2005 Compact Edition (SQL Server Compact Edition) ActiveX のエラー コントロール オブジェクトとエラー コントロール コレクションから取得できます。Replication オブジェクト、RemoteDataAccess オブジェクト、および Engine オブジェクトのエラーを処理するには、SQL Server Compact Edition のエラー コントロール オブジェクトとエラー コントロール コレクションを使用します。

エラー情報の取得

Microsoft Visual C++ for Devices で作成されたアプリケーションは、HRESULT よりも詳細な情報を SQL Server Compact Edition から取得できます。この詳細エラー情報の取得方法は、アプリケーションで SQL Server Compact Edition との対話にどの方法が使用されているかによって異なります。

  • OLE DB エラー オブジェクト
    OLE DB Provider for SQL Server Compact Edition は、さまざまなエラー オブジェクトのセットを返します。これらのエラー オブジェクトには、OLE DB エラー オブジェクトを使用してアクセスできます。OLE DB エラー オブジェクトは、複数の層のエラーを格納し、標準エラーよりも詳細な情報を提供します。詳細については、「OLE DB エラー オブジェクトの使用 (SQL Server Compact Edition)」を参照してください。
  • SQL Server Compact Edition のエラー コントロール オブジェクトとエラー コントロール コレクション
    Replication オブジェクト、RemoteDataAccess オブジェクト、および Engine オブジェクトでは、Visual C++ for Devices からアクセスできるエラー コレクションやパラメータを利用できます。これらのネイティブ プログラムで SQL Server のエラー オブジェクトとエラー コレクションを参照するには、Ca_mergex20.h および Ca_mergex20.lib をプロジェクトの参照設定に追加し、これらのファイルへの参照を include ディレクティブに記述します。詳細については、「ネイティブ エラー コントロール オブジェクトおよびコレクションの使用 (SQL Server Compact Edition)」を参照してください。

参照

その他の技術情報

ネイティブ エラー オブジェクトのプログラミング (SQL Server Compact Edition)

ヘルプおよび情報

SQL Server Compact Edition のサポートについて