CompressionLevel プロパティ (レプリケーション)
CompressionLevel プロパティは、レプリケーション時に圧縮ルーチンによって使用される圧縮レベルを指定します。
構文
object.CompressionLevel [= value]
パラメータ
- value
使用する圧縮レベル。0 以上 6 以下の値を指定できます。0 は圧縮をまったく行わないという意味になります。反対に 6 は最大の圧縮レベルになります。既定値は 1 です。
適用対象
SQL Server 2005 Compact Edition Replication オブジェクト
データ型
short
属性
読み取り/書き込み
プロトタイプ
HRESULT get_CompressionLevel(short *pVal);
HRESULT put_CompressionLevel(short newVal);
解説
CompressionLevel プロパティでは、特定のニーズに合わせられるよう圧縮をカスタマイズできます。小さい値を指定すると圧縮時間は短縮されますが、転送データの圧縮率が低くなるため、送信時間が長くなります。圧縮レベルを高くすると、IIS を実行するサーバーにより大きな負荷がかかりますが、データの転送時間は短縮されます。
0 の場合、圧縮が完全に無効になります。既定値は 1 です。この場合、圧縮率が最も低くなりますが、圧縮が完全に無効になるわけではありません。
データ圧縮の実際のレベルは、圧縮するデータの種類によって異なります。