DistributorAddress プロパティ (レプリケーション)
DistributorAddress プロパティには、ディストリビュータへの接続時に使用されるネットワーク アドレスを指定します。DistributorNetwork プロパティを指定した場合は、DistributorAddress を指定します。
構文
object.DistributorAddress [= value]
パラメータ
- value
ディストリビュータへの接続時に使用されるネットワーク アドレス
適用対象
SQL Server 2005 Compact Edition (SQL Server Compact Edition) Replication オブジェクト
データ型
文字列
属性
読み取り/書き込み
プロトタイプ
HRESULT get_DistributorAddress(BSTR *pVal);
HRESULT put_DistributorAddress(BSTR newVal);
解説
これが必須プロパティとなるのは、DistributorNetwork を DEFAULT_NETWORK 以外の値に設定した場合だけです。
このプロパティには、SQL Server 調整エージェントがディストリビュータと通信する際の方法を指定します。たとえば、SQL Server Compact Edition サーバー エージェントとディストリビュータが 2 つの異なるシステム上にあり、インターネットを介してシステムどうしが通信する場合は、DistributorNetwork を TCP/IP_SOCKETS に、DistributorAddress を特定の IP アドレスに設定できます。DistributorNetwork が TCP/IP_SOCKETS の場合、または TCP/IP を使用する MULTI_PROTOCOL の場合、DistributorNetwork には、'IP address,socket' (たとえば、'111.11.11.11,1433') の形式で値を設定します。
ディストリビュータの接続プロパティが指定されていない場合、パブリッシャおよびディストリビュータは SQL Server の同じインスタンス上にあると想定されます。また、ディストリビュータへの接続時にパブリッシャの接続プロパティが使用されます。ただし、ディストリビュータの接続プロパティを 1 つでも設定した場合は、残りのプロパティもすべて設定する必要があります。
参照
関連項目
DistributorNetwork プロパティ (レプリケーション)
Distributor プロパティ (レプリケーション)
Replication オブジェクトのプロパティ