ソリューション、プロジェクト、および項目の紹介
Microsoft SQL Server Management Studio は、スクリプト、クエリ、データ接続、ファイルなどのデータベース プロジェクトを管理するために、ソリューションおよびプロジェクトという 2 つのコンテナを提供しています。これらのコンテナに格納されるオブジェクトのことを項目と呼びます。
プロジェクトとは、一式のファイルに、接続情報などの関連メタデータを加えたもののことです。プロジェクト内のファイルは、そのプロジェクトが Microsoft SQL Server のどのコンポーネントを対象としているかによって異なります。たとえば、SQL Server プロジェクトには、データベース内のオブジェクトを定義するデータ定義言語 (DDL) クエリを含めることができます。
ソリューションには、1 つ以上のプロジェクトと、ソリューションを全体として定義するためのファイルおよびメタデータが含まれています。
ソリューションおよびプロジェクトには項目が含まれています。項目とは、データベース ソリューションの作成に必要なスクリプト、クエリ、接続情報、およびファイルを表しています。これらのコンテナの用途は次のとおりです。
- クエリおよびスクリプトに対するソース管理を実現します。
- ソリューション全体の設定や個別のプロジェクトの設定を管理します。
- データベース ソリューションを構成する項目に注目しながら、ソリューション エクスプローラを使用してファイル管理の詳細を設定します。
- 各プロジェクト内の項目を参照することなく、役立つ項目をソリューション内の複数のプロジェクトへ、あるいはソリューションへ追加します。
- ソリューションまたはプロジェクトに属さないその他のファイルも作業できます。
プロジェクトに含まれる項目は、プロジェクトの種類と、SQL Server Management Studio を使用しているかどうかによって異なります。このセクションでは、次のトピックを扱います。
メモ : |
---|
SQL Server Management Studio は、Microsoft Visual Studio や Microsoft Business Intelligence Development Studio のソリューションまたはプロジェクトをサポートしていません。 |
トピック | 説明 |
---|---|
コンテナとしてのソリューションに関する詳細情報を提供します。 |
|
コンテナとしてのプロジェクトに関する詳細情報を提供します。 |
|
プロジェクト内に置くことのできる接続、クエリ、およびファイルについて説明します。 |
|
ソリューションおよびファイルを管理するために SQL Server Management Studio によって使用されるファイルに関する情報を提供します。 |
|
プロジェクトまたはソリューションに関連付けられていないファイルの処理について説明します。 |
|
複数のプロジェクトをソリューションに入れてまとめる方法について説明します。 |
|
SQL Server Management Studio がソース管理製品とどのように連動するかについて紹介します。 |
|
Unicode エンコードまたは異なるコード ページを使用してファイルを開いたり保存したりする方法について説明します。 |