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OLE DB スキーマ行セット (SQL Server Compact Edition)

OLE DB Provider for Microsoft SQL Server 2005 Compact Edition (SQL Server Compact Edition) では、次のスキーマ行セットを使用して、SQL Server Compact Edition に固有の機能を提供します。

OLE DB スキーマ名 説明および GUID (必要な場合)

DBSCHEMA_COLUMNS

COLUMNS 行セットは、データベースに定義されたテーブルの列を識別します。SQL Server Compact Edition では、TABLE_NAME および COLUMN_NAME 制限列のみがサポートされます。

DBSCHEMA_INDEXES

INDEXES 行セットは、データベースに定義されたインデックスを識別します。SQL Server Compact Edition では、INDEX_NAME および TABLE_NAME 制限列のみがサポートされます。

DBSCHEMA_KEY_COLUMN_USAGE

KEY_COLUMN_USAGE 行セットは、データベースに定義された列を識別します。SQL Server Compact Edition では、CONSTRAINT_NAME および TABLE_NAME 制限列のみがサポートされます。

DBSCHEMA_PROVIDER_TYPES

PROVIDER_TYPES 行セットは、データ プロバイダによってサポートされる (基本) データ型を識別します。SQL Server Compact Edition では、DATA_TYPE 制限列のみがサポートされます。

DBSCHEMA_TABLE_CONSTRAINTS

TABLE_CONSTRAINTS 行セットは、データベースに定義されたテーブル制約を識別します。SQL Server Compact Edition では、CONSTRAINT_NAME および TABLE_NAME 制限列のみがサポートされます。

DBSCHEMA_TABLES

TABLES 行セットは、データベースに定義されたテーブルを識別します。SQL Server Compact Edition では、TABLE_NAME および TABLE_TYPE 制限列のみがサポートされます。

DBSCHEMA_TABLES_INFO

TABLES_INFO 行セットは、データベースに定義されたテーブルを識別します。SQL Server Compact Edition では、TABLE_NAME および TABLE_TYPE 制限列のみがサポートされます。

DBSCHEMA_REFERENTIAL_CONSTRAINTS

REFERENTIAL_CONSTRAINTS 行セットは、データベースに定義された参照制約を識別します。SQL Server Compact Edition では、CONSTRAINT_NAME 制限列のみがサポートされます。DBSCHEMA_FOREIGN_KEYS はサポートされません。ただし、DBSCHEMA_KEY_COUMN_USAGE と DBSCHEMA_REFERENTIAL_CONSTRAINTS に対して JOIN を実行することで、同じ情報を取得できます。

プロバイダ固有のスキーマ行セット列

DBSCHEMA_COLUMNS 行セットは、SQL Server Compact Edition に固有の次の列を返します。

  • AUTOINC_MIN
    自動増分列の最小値。
  • AUTOINC_MAX
    自動増分列の最大値。
  • AUTOINC_NEXT
    自動増分列の次の値。
  • AUTOINC_SEED
    自動増分列の開始値。
  • AUTOINC_INCREMENT
    自動増分列の増分値。
メモ :
このトピックで示したプロバイダ固有の列は、すべて DBTYPE_I8 型です。以前のバージョンの SQL Server Compact Edition では、DBTYPE_I4 型でした。

参照

ヘルプおよび情報

SQL Server Compact Edition のサポートについて