sp_dropserver (Transact-SQL)

更新 : 2006 年 4 月 14 日

SQL Server のローカル インスタンスにある、既知のリモート サーバーおよびリンク サーバーの一覧からサーバーを削除します。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

sp_dropserver [ @server = ] 'server' 
     [ , [ @droplogins = ] { 'droplogins' | NULL} ]

引数

  • [ @server = ] 'server'
    削除するサーバーを指定します。server のデータ型は sysname で、既定値はありません。server は存在している必要があります。
  • [ @droplogins = ] 'droplogins' | NULL
    droplogins を指定した場合、server に対する関連リモート サーバーおよびリンク サーバーのログインも削除することを示します。@droplogins のデータ型は char(10) で、既定値は NULL です。

リターン コードの値

0 (成功) または 1 (失敗)

解説

あるサーバーで sp_dropserver を実行する際に、そのサーバーに、関連するリモート サーバーおよびリンク サーバーのログイン エントリが存在する場合、またはそのサーバーがレプリケーション パブリッシャとして構成されている場合、エラー メッセージが返されます。サーバーを削除するときに、そのサーバーのすべてのリモート サーバーおよびリンク サーバーを削除するには、droplogins 引数を使用します。

ユーザーが定義したトランザクション内では、sp_dropserver は実行できません。

権限

サーバーに対する ALTER ANY LINKED SERVER 権限が必要です。

次の例では、リモート サーバー ACCOUNTS とそれに関連するすべてのリモート ログインを、SQL Server のローカル インスタンスから削除します。

sp_dropserver 'ACCOUNTS', 'droplogins';

参照

関連項目

セキュリティ ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
sp_addserver (Transact-SQL)
sp_dropremotelogin (Transact-SQL)
sp_helpremotelogin (Transact-SQL)
sp_helpserver (Transact-SQL)
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴

2006 年 4 月 14 日

新しい内容 :
  • サーバーがレプリケーション パブリッシャとして構成されている場合に、sp_dropserver によってエラーが返されるという記述を追加しました。