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DROP TYPE (Transact-SQL)

更新 : 2006 年 4 月 14 日

現在のデータベースから、別名データ型または共通言語ランタイム (CLR) ユーザー定義型を削除します。

トピック リンク アイコンTransact-SQL 構文表記規則

構文

DROP TYPE [ schema_name. ] type_name [ ; ]

引数

  • schema_name
    別名データ型またはユーザー定義型が属するスキーマの名前を指定します。
  • type_name
    削除する別名データ型またはユーザー定義型の名前を指定します。

解説

次のいずれかに当てはまる場合には、DROP TYPE ステートメントは実行されません。

  • 削除しようとしている別名データ型またはユーザー定義型の列を含むテーブルがデータベースにある場合。別名型またはユーザー定義型の列の情報は、sys.columns カタログ ビューまたは sys.column_type_usages カタログ ビューをクエリすることによって取得できます。
  • 計算列、CHECK 制約、スキーマ バインド ビュー、およびスキーマ バインド関数の中には、別名型またはユーザー定義型への参照を含む定義を持つものもあります。sys.sql_dependencies カタログ ビューに対してクエリを実行することによって、これらの参照についての情報を取得できます。
  • データベースに関数、ストアド プロシージャ、またはトリガが作成されていて、それらのルーチンが、削除しようとしている別名データ型またはユーザー定義型の変数やパラメータを使用している場合。別名型またはユーザー定義型のパラメータについての情報は、sys.parameters カタログ ビューまたは sys.parameter_type_usages カタログ ビューをクエリすることによって取得できます。

別名型およびユーザー定義型の参照の調査の詳細については、「ユーザー定義型の実装」を参照してください。

権限

type_name に対する CONTROL 権限、または schema_name に対する ALTER 権限が必要です。

次の例では、ssn という名前の型が現在のデータベースに既に作成されていることを前提としています。

DROP TYPE ssn ;

参照

関連項目

CREATE TYPE (Transact-SQL)
EVENTDATA (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手

変更履歴

リリース 履歴

2006 年 4 月 14 日

新しい内容 :
  • 「解説」に、別名型およびユーザー定義型に対するスキーマ バインド依存関係、およびこれらの依存関係の調査方法についての情報を追加しました。