ネットワーク アクセスの制限
ユーザーおよび管理者が Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS) のデータにアクセスしたり、Analysis Services のインスタンスを管理したりするには、Microsoft Windows オペレーティング システムによる認証が必要です。Windows オペレーティング システムによって認証されたすべてのユーザーは、ネットワークからメンバ サーバーにアクセスできます。ただし、既定では、Everyone グループのメンバにもメンバ サーバーにアクセスする権限が与えられています。Everyone グループには匿名ユーザーが含まれています。
オペレーティング システムと Analysis Services のデータのセキュリティを強化するには、次の操作を行って、匿名ユーザーのネットワーク アクセス権を制限します。
- ローカル セキュリティ ポリシー ツールを使用して、Everyone グループがネットワークからコンピュータにアクセスする権限を削除します。このツールはコンピュータの管理ツール グループに含まれています。
- NULL セッションを無効にして、匿名のセッションまたは認証されていないセッションを禁止します。これを行うには、RestrictAnonymous キーを 1 に設定します。このキーは、Windows レジストリの HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\LSA に含まれています。
参照
処理手順
概念
対話形式でのログオン アクセスの制限
不要なサービスの無効化
ローカル管理権限の付与