レポート アクションを作成する方法
レポート アクションにより Microsoft SQL Server 2005 Reporting Services (SSRS) レポートが生成されます。レポート アクションをキューブに追加するには、キューブ デザイナのアクション ビューを使用します。キューブ デザイナには、Business Intelligence Development Studio からアクセスできます。
アクションは、キューブが処理済みの状態である場合にのみ作成できます。アクションを作成した後、キューブを再処理するとユーザーがそれを使用できるようになります。詳細については、「Analysis Services での処理」を参照してください。
レポート アクションを作成するには
レポート アクションを作成するキューブを開き、[ビュー] で [アクション] をクリックします。
ツール バーの [新しいレポート アクション] ボタンをクリックし、式ペインで次の手順を実行します。
- [名前] にアクションの名前を入力します。
- [対象になる種類] ドロップダウン リストでアクションをアタッチするオブジェクトの種類を選択します。[対象になる種類] で選択したオブジェクトにより、[対象になるオブジェクト] に表示されるオブジェクトが決定されます。詳細については、「標準アクションを追加する方法」を参照してください。
- [対象になるオブジェクト] でテキスト ボックスの右側の矢印をクリックし、開いたツリー ビューでアクションをアタッチするオブジェクトをクリックしてから [OK] をクリックします。
- (省略可能)[条件] で MDX 式を作成し、アクションの対象のスコープを制限します。式を手動で入力することも、[メタデータ] タブおよび [関数] タブからアイテムをドラッグ アンド ドロップすることもできます。
- レポートを生成するレポート サーバーの名前を [サーバー名] に入力します。
- [サーバー パス] で、レポート サーバーへのアクセスに使用する仮想ディレクトリへのパスを指定します。仮想ディレクトリの既定の位置は http://<servername>/ReportServer です。
- (省略可)[パラメータ] に、レポートに渡すパラメータ名と値を入力します。
メモ : MDX 式を作成してパラメータ値として渡すことができます。パラメータの名前を指定したら、[パラメータ値] のテキスト ボックスの右側にあるクエリ ビルダ ボタン (...) をクリックして MDX クエリ ビルダを起動します。MDX クエリ ビルダの詳細については、「[MDX ビルダ] ダイアログ ボックス (SSAS)」を参照してください。
(省略可)[追加のプロパティ] を展開し、このセクションの任意またはすべてのプロパティを設定します。詳細については、「標準アクションを追加する方法」を参照してください。
参照
その他の技術情報
レポートのデザインと作成
Reporting Services の管理