Share via


ユーザー操作の終了

Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS) の管理者は、ワークロード管理の一環としてユーザー操作を終了できます。ユーザー操作を終了するには、セッションと接続をキャンセルします。セッションは、クエリの実行時に自動的に作成される場合 (暗黙的) と、管理者が作成時に名前を付ける場合 (明示的) があります。接続は、クエリを実行できる開かれたパイプのようなものです。セッションと接続は両方とも、アクティブなときに終了できます。たとえば、処理に時間がかかりすぎる場合や、実行中のコマンドが正しく記述されているかどうかについて疑問が生じた場合、管理者はセッションの処理を終了できます。

セッションと接続の終了

セッションと接続を管理するためのユーザー インターフェイスはありません。管理者は XMLA EXECUTE METHOD から Cancel コマンドを使用して、セッションまたは接続を終了します。セッションを終了すると、そのセッションの一部として実行されているすべてのコマンドが停止します。接続を終了すると、そのホスト セッションが閉じられます。ただし、HTTP シナリオで複数のセッションが開かれている場合など、Analysis Services で開いているすべてのセッションを追跡できない場合は、接続を閉じることができません。XMLA EXECUTE METHOD の詳細については、「Execute メソッド (XMLA)」を参照してください。

参照

その他の技術情報

Analysis Services の管理と保守
接続およびセッションの管理 (XMLA)
BeginSession 要素 (XMLA)
EndSession 要素 (XMLA)
Session 要素 (XMLA)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手