GETANSINULL (Transact-SQL)
このセッションで使用するデータベースで NULL 値を許容するかどうかの既定の設定を返します。
構文
GETANSINULL ( [ 'database' ] )
引数
'database'
NULL 値を許容するかどうかの情報を返す対象データベースの名前です。databaseは char 型または nchar 型です。char 型の database は暗黙的に nchar 型に変換されます。
戻り値の型
int
解説
指定したデータベースで NULL 値を許容するかどうかの設定で、NULL 値を許容し、列またはデータ型で NULL 値を許容するかどうかの設定が明示的に定義されていない場合、GETANSINULL は 1 を返します。これは ANSI NULL の既定値です。
ANSI NULL の既定の動作を有効にするには、次のいずれかの条件を設定する必要があります。
- ALTER DATABASE database_name SET ANSI_NULL_DEFAULT ON
- SET ANSI_NULL_DFLT_ON ON
- SET ANSI_NULL_DFLT_OFF OFF
例
次の例では、AdventureWorks
データベースの NULL 値を許容するかどうかの既定の設定が返されます。
USE AdventureWorks;
GO
SELECT GETANSINULL('AdventureWorks')
GO
以下に結果セットを示します。
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1
(1 row(s) affected)