次の方法で共有


sp_delete_schedule (Transact-SQL)

スケジュールを削除します。

構文

sp_delete_schedule { [ @schedule_id = ] schedule_id | [ @schedule_name = ] 'schedule_name' } ,
     [ @force_delete = ] force_delete

引数

  • [ @schedule_id= ] schedule_id
    削除するスケジュールの識別番号を指定します。schedule_id のデータ型は int で、既定値は NULL です。

    ms175050.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    schedule_id または schedule_name のいずれかを指定する必要があります。両方を指定することはできません。
  • [ @schedule_name= ] 'schedule_name'
    削除するスケジュールの名前を指定します。schedule_name のデータ型は sysname で、既定値は NULL です。

    ms175050.note(ja-jp,SQL.90).gifメモ :
    schedule_id または schedule_name のいずれかを指定する必要があります。両方を指定することはできません。
  • [ @force_delete = ] force_delete
    スケジュールがジョブに関連付けられている場合にプロシージャを失敗させるかどうかを指定します。Force_delete のデータ型は bit で、既定値は 0 です。force_delete0 を指定すると、スケジュールがジョブに関連付けられている場合、ストアド プロシージャは失敗します。force_delete1 を指定すると、スケジュールがジョブに関連付けられているかどうかに関係なく、スケジュールは削除されます。

結果セット

なし

解説

既定では、スケジュールがジョブに関連付けられている場合、スケジュールを削除することはできません。ジョブに関連付けられているスケジュールを削除するには、force_delete に値 1 を指定します。スケジュールを削除しても、現在実行中のジョブは停止しません。

権限

既定では、このストアド プロシージャを実行できるのは、sysadmin 固定サーバー ロールのメンバです。他のユーザーには、msdb データベースの次のいずれかの SQL Server エージェント固定データベース ロールが許可されている必要があります。

  • SQLAgentUserRole
  • SQLAgentReaderRole
  • SQLAgentOperatorRole

これらのロールの権限の詳細については、「SQL Server エージェントの固定データベース ロール」を参照してください。

他のユーザーが所有するジョブ スケジュールを削除できるのは、sysadmin ロールのメンバだけです。

戻り値

0 (成功) または 1 (失敗)

A. スケジュールを削除する

次の例では、スケジュール NightlyJobs を削除します。スケジュールがジョブに関連付けられている場合、この例ではスケジュールは削除されません。

USE msdb ;
GO

EXEC dbo.sp_delete_schedule
    @schedule_name = N'NightlyJobs' ;
GO

B. ジョブに関連付けられているスケジュールを削除する

次の例では、スケジュールがジョブに関連付けられているかどうかに関係なく、スケジュール RunOnce を削除します。

USE msdb ;
GO

EXEC dbo.sp_delete_schedule
    @schedule_name = 'RunOnce',
    @force_delete = 1;
GO

参照

関連項目

sp_add_schedule (Transact-SQL)

その他の技術情報

ジョブの実装

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手