XML スクリプトの使用
SQL Server Management Studio で、[名前を付けてデータベースをスクリプト化] コマンドの [CREATE] オプションを使用すると、Microsoft SQL Server 2005 Analysis Services (SSAS) データベース全体またはデータベースを構成するいずれかのオブジェクトの XML スクリプトを作成できます。作成したスクリプトは、別のコンピュータで実行し、Analysis Services データベースのスキーマ (メタデータ) を再作成できます。このスクリプトによって、データベース全体が生成されます。スクリプトを使用するときに、既に配置済みのオブジェクトを増分更新するメカニズムはありません。スクリプトを実行してデータベースを配置したら、新たに作成されたデータベースを処理して、ユーザーが参照できるようにする必要があります。
[名前を付けてデータベースをスクリプト化] コマンドの詳細については、「Analysis Services データベースのドキュメントとスクリプトの作成」を参照してください。
XML スクリプトのオブジェクト プロパティの変更
[名前を付けてデータベースをスクリプト化] コマンドを使用するとき、データベース オブジェクトの特定のプロパティ (データベース名、データ ソース接続文字列、セキュリティ設定など) を変更することはできません。これらのプロパティは、スクリプトの生成後にスクリプト内で手動で変更するか、スクリプトの実行後に配置済みのデータベースで変更する必要があります。
重要 : |
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XML スクリプトには、データ ソースへの接続文字列内または権限借用の目的で指定されたパスワードは含まれていません。このシナリオの処理ではパスワードが必要であるため、実行前に XML スクリプトに手動でパスワードを追加するか、XML スクリプト実行後にパスワードを追加する必要があります。 |