DROP ASSEMBLY (Transact-SQL)
現在のデータベースから、アセンブリとそれに関連するすべてのファイルを削除します。アセンブリは CREATE ASSEMBLY を使って作成し、ALTER ASSEMBLY を使って変更します。
構文
DROP ASSEMBLY assembly_name [ ,...n ]
[ WITH NO DEPENDENTS ]
[ ; ]
引数
- assembly_name
削除するアセンブリの名前を指定します。
- WITH NO DEPENDENTS
指定した場合、assembly_name だけが削除され、アセンブリで参照される依存アセンブリは削除されません。指定しない場合、DROP ASSEMBLY では assembly_name とすべての依存アセンブリが削除されます。
解説
アセンブリを削除すると、ソース コードやデバッグ ファイルなど、アセンブリに関連するファイルもデータベースから削除されます。
WITH NO DEPENDENTS を指定しない場合、DROP ASSEMBLY では assembly_name とすべての依存アセンブリが削除されます。依存アセンブリの削除に失敗した場合、DROP ASSEMBLY ではエラーが返されます。
アセンブリが、データベースに存在する他のアセンブリによって参照されているか、現在のデータベースの共通言語ランタイム (CLR) 関数、プロシージャ、トリガ、ユーザー定義型、または集計で使用されている場合、DROP ASSEMBLY ではエラーが返されます。
DROP ASSEMBLY は、アセンブリを参照する現在実行中のコードには影響を与えません。ただし、DROP ASSEMBLY を実行した後では、アセンブリ コードの呼び出しは失敗します。
権限
アセンブリの所有権、またはアセンブリに対する CONTROL 権限が必要です。
例
次の例では、アセンブリ HelloWorld
が、SQL Server インスタンスに既に作成されていることを前提としています。
DROP ASSEMBLY Helloworld
参照
関連項目
CREATE ASSEMBLY (Transact-SQL)
ALTER ASSEMBLY (Transact-SQL)
EVENTDATA (Transact-SQL)