sysmergepartitioninfo (Transact-SQL)
各アーティクルのパーティションに関する情報を提供します。ローカル データベースに定義されているマージ アーティクルごとに 1 行のデータを保持します。このテーブルは、パブリケーション データベースとサブスクリプション データベースに保存されます。
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
artid |
uniqueidentifier |
指定したアーティクルの一意な ID 番号です。 |
pubid |
uniqueidentifier |
このパブリケーションの一意な ID 番号です。パブリケーションが追加されるときに生成されます。 |
partition_view_id |
int |
このテーブルに関するパーティション ビューの ID です。このビューには、アーティクル内の各行から、そのビューが所属する別のパーティション ID へのマッピングが表示されます。 |
repl_view_id |
int |
追加される予定です。 |
partition_deleted_view_rule |
nvarchar(4000) |
マージ レプリケーション トリガ内で、列の古い値に基づいて削除または更新された各行のパーティション ID を取得するために使用される SQL ステートメントです。 |
partition_inserted_view_rule |
nvarchar(4000) |
マージ レプリケーション トリガ内で、列の新しい値に基づいて挿入または更新された各行のパーティション ID を取得するために使用される SQL ステートメントです。 |
membership_eval_proc_name |
sysname |
MSmerge_contents 内の行の現在のパーティション ID を評価するプロシージャの名前です。 |
column_list |
nvarchar(4000) |
アーティクル内でレプリケートされた列のコンマ区切りの一覧です。 |
column_list_blob |
nvarchar(4000) |
Binary Large Object の列を含む、アーティクル内でレプリケートされた列のコンマ区切りの一覧です。 |
expand_proc |
sysname |
新たに挿入された親行のすべての子行、パーティションを変更された親行、および削除された親行のパーティション ID を再評価するプロシージャの名前です。 |
logical_record_parent_nickname |
int |
論理レコード内の、指定されたアーティクルのトップレベルにある親のニックネームです。 |
logical_record_view |
int |
それぞれの子の rowguid に対応する、トップレベルにある親アーティクルの rowguid を出力するビューです。 |
logical_record_deleted_view_rule |
nvarchar(4000) |
子行を UPDATE および DELETE トリガの "deleted" テーブルに表示する点を除き、logical_record_view と同じです。 |
logical_record_level_conflict_detection |
bit |
競合を、論理レコード レベルと、行または列レベルのどちらで検出するかを示します。 0 = 行または列レベルでの競合検出が使用されます。 1 = 論理レコードでの競合検出が使用されます。この場合、パブリッシャでの行の変更、およびサブスクライバでの同じ論理レコードに属する別の行の変更は、競合として処理されます。 この値が 1 の場合には、論理レコード レベルでの競合解決だけを使用できます。 |
logical_record_level_conflict_resolution |
bit |
競合を、論理レコード レベルと、行または列レベルのどちらで解決するかを示します。 0 = 行または列レベルでの解決が使用されます。 1 = 競合が発生した場合には、競合で優先された論理レコード全体が、優先されなかった論理レコード全体を上書きします。 値 1 は、論理レコード レベルでの検出でも、行または列レベルの検出でも使用することができます。 |
partition_options |
tinyint |
アーティクル内のデータをパーティション分割する方法を定義します。パーティション分割することにより、すべての行が 1 つのパーティションまたは 1 つのサブスクリプションに属している場合に、パフォーマンスを最適化できます。partition_options は、次のいずれかの値をとります。 0 = アーティクルのフィルタ選択は、静的であるか、または各パーティションのデータの一意なサブセットを作成しません。つまり "重複する" パーティションになります。 1 = パーティションは重複しています。サブスクライバで実行された DML 更新では、行が属するパーティションを変更できません。 2 = アーティクルのフィルタ選択により、重複しないパーティションが作成されますが、複数のサブスクライバが同じパーティションを受け取ることができます。 3 = アーティクルのフィルタ選択により、各サブスクリプションに一意な、重複しないパーティションが作成されます。 |
参照
関連項目
SQL Server 2000 システム テーブルから SQL Server 2005 システム ビューへのマッピング
その他の技術情報
Integration Services のテーブル
バックアップ テーブルと復元テーブル
ログ配布テーブル