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最小構成での SQL Server の起動

構成の問題があるためにサーバーを起動できない場合は、最小構成起動オプションを使用して Microsoft SQL Server のインスタンスを起動できます。これが起動オプション -f です。最小構成で SQL Server のインスタンスを起動すると、サーバーが自動的にシングル ユーザー モードに設定されます。

最小構成モードで SQL Server のインスタンスを起動する場合は、次の点に注意してください。

  • 1 人のユーザーのみが接続でき、CHECKPOINT プロセスは実行されません。
  • リモート アクセスと先行読み取りは無効になります。
  • 起動ストアド プロシージャは実行されません。

サーバーを最小構成モードで起動した場合は、該当するサーバー オプションの値を変更し、サーバーを停止した後、再起動する必要があります。

ms186400.note(ja-jp,SQL.90).gif重要 :
sqlcmd ユーティリティと専用管理者接続 (DAC) を使用して、SQL Server に接続します。一般的な接続を使用する場合は、最小構成モードで SQL Server のインスタンスに接続する前に SQL Server エージェント サービスを停止します。停止しないと、SQL Server エージェント サービスが接続を使用するため、接続がブロックされます。

参照

処理手順

SQL Server のインスタンス (sqlservr.exe) を起動する方法

概念

専用管理者接続の使用
サーバー構成オプションの設定
SQL Server サービスのスタートアップ オプションの使用

その他の技術情報

sqlcmd ユーティリティ
sp_configure (Transact-SQL)

ヘルプおよび情報

SQL Server 2005 の参考資料の入手