sp_helpqreader_agent (Transact-SQL)
キュー リーダー エージェントのプロパティを返します。このストアド プロシージャは、ディストリビュータ側でディストリビューション データベースについて実行されます。またはパブリッシャ側で任意のデータベースについて実行されます。
構文
sp_helpqreader_agent [ [ @frompublisher = ] frompublisher ]
引数
- [ @frompublisher= ] frompublisher
ストアド プロシージャをパブリッシャ側とディストリビュータ側のどちらで呼び出すかを指定します。frompublisher のデータ型は bit で、既定値は 0 です。1 はストアド プロシージャをパブリッシャ側から呼び出すことを表し、0 はストアド プロシージャをディストリビュータ側から呼び出すことを表します。
結果セット
列名 | データ型 | 説明 |
---|---|---|
id |
int |
エージェントの ID です。 |
name |
nvarchar(100) |
エージェントの名前です。 |
job_id |
uniqueidentifier |
エージェント ジョブの一意の ID です。 |
job_login |
nvarchar(512) |
ディストリビューション エージェントが実行する Windows アカウントです。これは、DOMAIN\username 形式で返されます。 |
job_password |
sysname |
セキュリティ上の理由から、********** の値が常に返されます。 |
解説
sp_helpqreader_agent は、トランザクション レプリケーションで使用します。
権限
frompublisher の値が 1 の場合、sp_helpqreader_agent を実行できるのは、パブリッシャの固定サーバー ロール sysadmin のメンバ、またはパブリケーション データベースの固定データベース ロール db_owner のメンバだけです。値が 1 以外の場合、sp_helpqreader_agent を実行できるのは、ディストリビュータの固定サーバー ロール sysadmin のメンバ、またはディストリビューション データベースの固定データベース ロール db_owner のメンバだけです。
戻り値
成功した場合は 0 を、失敗した場合は 1 をそれぞれ返します。
参照
その他の技術情報
トランザクション パブリケーションに対するサブスクリプションの更新を有効にする方法 (レプリケーション Transact-SQL プログラミング)