sp_refreshview (Transact-SQL)
更新 : 2006 年 4 月 14 日
指定された非 SCHEMABOUND ビューのメタデータを更新します。ビューの生成元であるオブジェクトを変更すると、ビューに固有のメタデータが古くなることがあります。
構文
sp_refreshview [ @viewname = ] 'viewname'
引数
- [ @viewname= ] 'viewname'
ビューの名前です。viewname は nvarchar であり、既定値はありません。viewname として複数の要素から構成される識別子を指定できますが、参照できるのは現在のデータベース内のビューのみです。
リターン コードの値
成功した場合は 0 を、失敗した場合は 0 以外の値をそれぞれ返します。
解説
ビューがスキーマ バインドを使用して作成されていない場合は、ビューの定義に影響するビューの基になるオブジェクトに対する変更が行われたときに、sp_refreshview を実行する必要があります。この操作を行わないと、ビューの照会時に、予期しない結果が表示される可能性があります。
権限
ビューに対する ALTER 権限と、共通言語ランタイム (CLR) ユーザー定義型およびビュー列で参照される XML スキーマ コレクションに対する REFERENCES 権限が必要です。
例
A. ビューのメタデータの更新
次の例では、ビュー Sales.vIndividualCustomer
のメタデータを更新します。
USE AdventureWorks;
GO
exec sp_refreshview N'Sales.vIndividualCustomer';
B. 変更されたオブジェクトに対する依存関係があるすべてのビューを更新するスクリプトの作成
テーブル Person.Contact
に対して作成された任意のビューの定義に影響を与える形で、このテーブルが変更されたとします。次の例では、テーブル Person.Contact
に対する依存関係があるすべてのビューについて、メタデータを更新するスクリプトを作成しています。
USE AdventureWorks;
GO
SELECT DISTINCT 'EXEC sp_refreshview ''' + name + ''''
FROM sys.objects so INNER JOIN sys.sql_dependencies sd
ON so.object_id = sd.object_id
WHERE type = 'V'
AND sd.referenced_major_id = object_id('Person.Contact')
参照
関連項目
データベース エンジンのストアド プロシージャ (Transact-SQL)
システム ストアド プロシージャ (Transact-SQL)
ヘルプおよび情報
変更履歴
リリース | 履歴 |
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2006 年 4 月 14 日 |
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